特許
J-GLOBAL ID:200903065112585389

燃料電池システムの起動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 宮崎 昭夫 ,  石橋 政幸 ,  緒方 雅昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-156438
公開番号(公開出願番号):特開2008-311030
出願日: 2007年06月13日
公開日(公表日): 2008年12月25日
要約:
【課題】燃料電池システムを起動する方法において早期から確実に改質を行いアノード酸化劣化をより確実に防止する。【解決手段】炭化水素系燃料を改質して水素含有ガスを製造する改質触媒層を有する改質器と前記ガスを用いて発電を行う高温型燃料電池とを有する燃料電池システムの起動方法であって、a)起動完了時の燃料流量より少ない流量の燃料を改質可能な触媒層の温度条件と起動完了時の流量の燃料を改質可能な触媒層の温度条件とを予め知り、b)触媒層温度を測定しつつ触媒層を昇温し、c)触媒層の測定温度を前記温度条件のうちの少なくとも一つと比較して前記測定を行った時点で改質可能な燃料流量を判定し、d)判定された流量が燃料流量の現在値を超えた場合に判定された流量の燃料を触媒層に供給して改質し改質ガスを燃料電池アノードに供給し、燃料の触媒層への供給量が起動完了時の流量になるまで工程c及びdを繰り返す。【選択図】なし
請求項(抜粋):
炭化水素系燃料を改質して水素含有ガスを製造する、改質触媒層を有する改質器と、該水素含有ガスを用いて発電を行う高温型燃料電池とを有する燃料電池システムの起動方法であって、 a)起動完了時の炭化水素系燃料流量より少ない流量の炭化水素系燃料を改質可能な改質触媒層の温度条件である第一の温度条件と、 起動完了時の流量の炭化水素系燃料を改質可能な改質触媒層の温度条件である第二の温度条件と、を予め知っておく工程、 b)改質触媒層の温度を測定しつつ、改質触媒層を昇温する工程、 c)測定された改質触媒層の温度を、前記第一および第二の温度条件のうちの少なくとも一つと比較して、該測定を行った時点で改質触媒層において改質可能な炭化水素系燃料の流量を判定する工程、および、 d)該判定された流量が、炭化水素系燃料流量の現在値を超えた場合に、該判定された流量の炭化水素系燃料を、改質触媒層に供給して改質し、得られた改質ガスを高温型燃料電池のアノードに供給する工程を有し、 炭化水素系燃料の改質触媒層への供給量が、起動完了時の流量になるまで、前記工程cおよびdを繰り返す ことを特徴とする燃料電池システムの起動方法。
IPC (4件):
H01M 8/06 ,  H01M 8/04 ,  C01B 3/38 ,  C01B 3/36
FI (4件):
H01M8/06 G ,  H01M8/04 X ,  C01B3/38 ,  C01B3/36
Fターム (14件):
4G140EA03 ,  4G140EA06 ,  4G140EA07 ,  4G140EB41 ,  4G140EB43 ,  5H026AA06 ,  5H026CV10 ,  5H026CX10 ,  5H026HH08 ,  5H027AA06 ,  5H027BA02 ,  5H027KK42 ,  5H027MM12 ,  5H027MM21
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
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