特許
J-GLOBAL ID:200903065115146106

化学除染廃液の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-001100
公開番号(公開出願番号):特開2003-202396
出願日: 2002年01月08日
公開日(公表日): 2003年07月18日
要約:
【要約】【課題】 放射性核種を含む重金属イオンとともにシュウ酸を含有する化学除染廃液を処理する既知の諸方法に伴っていた問題を解決し、二次廃棄物の発生量を効果的に抑制した処理方法を提供する。【解決手段】 下記の工程を実施する。酸化分解:化学除染廃液に酸素含有ガスを吹き込みながら紫外線を照射し、吹き込まれた酸素の一部をオゾンに変換し、紫外線照射下のオゾンの作用によりシュウ酸の一部を分解する工程、沈殿:酸化分解工程からの流出液にカルシウムイオンを含有する水溶液とアルカリ性物質とを添加し、重金属イオンを水酸化物に変えるとともに分解しなかったシュウ酸をカルシウム塩に変えて、水酸化物とシュウ酸カルシウムを共沈させる工程、ならびに、固液分離:放射性核種を固定した固体と、放射性核種を含まない液とを固液分離する工程。
請求項(抜粋):
放射性核種を含む重金属イオンとともにシュウ酸を含有する化学除染廃液を無害化処理する方法であって、下記の工程からなる処理方法酸化分解:化学除染廃液に酸素含有ガスを吹き込みながら紫外線を照射し、吹き込まれた酸素の一部をオゾンに変換し、紫外線照射下のオゾンの作用によりシュウ酸の一部を分解する工程、沈殿:酸化分解工程からの流出液にカルシウムイオンを含有する水溶液とアルカリ性物質とを添加し、重金属イオンを水酸化物に変えるとともに分解しなかったシュウ酸をカルシウム塩に変えて、水酸化物とシュウ酸カルシウムを共沈させる工程、ならびに、固液分離:放射性核種を固定した固体と、放射性核種を含まない液とを固液分離する工程。
IPC (3件):
G21F 9/06 551 ,  G21F 9/06 521 ,  G21F 9/12 512
FI (3件):
G21F 9/06 551 A ,  G21F 9/06 521 B ,  G21F 9/12 512 A

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