特許

J-GLOBAL ID：200903065115184750

熱電発電素子の製造方法

発明者： 國田 雅夫
出願人/特許権者： シチズン時計株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-193985
公開番号（公開出願番号）：特開2001-024241
出願日： 1999年07月08日
公開日（公表日）： 2001年01月26日
要約：

【要約】【課題】 P型素子とN型素子の隙間が微少であっても隣接素子間の絶縁性を確保できる高密度の熱電発電素子の製造方法を提供する。【解決手段】 熱電発電素子であるP型素子とN型素子の縦溝加工面の表面凹凸量の3倍の平均粒径の絶縁性スペーサーを混入したエポキシ系接着剤に充填し、隣接素子間の平均隙間を縦溝加工面の表面凹凸量の5倍とする。

請求項（抜粋）：

それぞれの厚さ方向の一部を残して同一ピッチで複数本の縦溝が平行に形成された縦溝加工N型素子及び縦溝加工P型素子を作成する工程と、前記縦溝加工N型素子と前記縦溝加工P型素子とを互いにその縦溝を形成した面が対抗するように嵌合させる工程と、互いに嵌合された前記縦溝加工N型素子と前記縦溝加工P型素子との隙間に絶縁性スペーサを混入した接着剤を充填して固着しPN一体化素子を形成する工程と、該PN一体化素子における前記縦溝加工N型素子と前記縦溝加工P型素子とが互いに嵌合されている部分以外の部分を除去して固定剣山状素子を形成する工程とを有する熱電発電素子の製造方法において、互いに隣接する前記縦溝加工N型素子と前記縦溝加工P型素子との平均隙間G、前記縦溝加工N型素子の表面凹凸量A、前記接着剤に混入する絶縁性スペーサの直径Dが、G=5×AD=3×Aの条件を満たすことを特徴とする熱電発電素子の製造方法。

IPC (4件)：

H01L 35/32 ,  G04C 10/00 ,  G04G 1/00 310 ,  H01L 35/34

FI (4件)：

H01L 35/32 A ,  G04C 10/00 C ,  G04G 1/00 310 Y ,  H01L 35/34

Fターム (4件)：

2F002AA00 ,  2F002AE00 ,  2F084AA00 ,  2F084JJ02