特許
J-GLOBAL ID:200903065119563321

眼光学系のシミュレーション方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿仁屋 節雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-138650
公開番号(公開出願番号):特開2002-045336
出願日: 2001年05月09日
公開日(公表日): 2002年02月12日
要約:
【要約】【課題】 累進多焦点レンズ等の眼鏡レンズを装用した場合における揺れ、歪み、ボケ等を伴う見え方をもシミュレーション可能とする眼光学系のシミュレーション方法及び装置を提供する。【解決手段】 視野内の全ての物体点に対して両眼球を回旋させ、それぞれの中心窩で捕らえた像を合成し、繋ぎ合わせた像として定義される両眼協働回旋網膜像を、両眼回旋中心点の中点を特定の場所に置き、その両眼回旋中点を頂点とする特定視野角錐範囲の画像を原画像として作成する原画像作成工程と、この原画像を、眼鏡レンズを通して見た場合の両眼合成空間上の歪みを伴う歪み原画像を、光線追跡法を用いて作成する歪み原画像作成工程と、眼鏡レンズ及び眼球モデルよりなる光学系において、原画像の物体点からの光による眼球モデルの網膜上のPSFと、左右両PSFの合成PSFを求めるPSF取得工程と、歪み原画像作成工程で求めた歪み原画像と、PSF取得工程で求めた原画像の各画素の両眼合成PSFとの畳み込み演算をすることによって求める。
請求項(抜粋):
【請求項1】 両眼それぞれの前に配置された眼鏡レンズを通して外界を観察したときの見え方をシミュレーションする眼光学系のシミュレーション方法において、前記眼鏡レンズを通して眼によって知覚される像として、視野内の全ての物体点を、左右のそれぞれの眼球の網膜である左右両単眼網膜の上の中心窩で捕らえるように、両眼球を回旋させたときのそれぞれの中心窩で捕らえた像を合成した像である両眼中心窩合成像をコンピュータシミュレーションによって作成し、この両眼中心窩合成像を用いて両眼それぞれの前に配置された眼鏡レンズを通して外界を観察したときの見え方をシミュレーションすることを特徴とする眼光学系のシミュレーション方法。
IPC (3件):
A61B 3/10 ,  G01M 11/02 ,  G02C 7/06
FI (3件):
G01M 11/02 B ,  G02C 7/06 ,  A61B 3/10 Z
Fターム (2件):
2G086HH05 ,  2H006BD03
引用特許:
審査官引用 (3件)

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