特許
J-GLOBAL ID:200903065120963511

能動的なワクチン接種のための組成物および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-547851
公開番号(公開出願番号):特表2002-514573
出願日: 1999年05月07日
公開日(公表日): 2002年05月21日
要約:
【要約】非ホジキン病リンパ腫(NHL)が、抗-CD20モノクローナル抗体ではなく、CD20それ自体またはその細胞外部分の免疫原性フラグメントが抗原性担体残基たとえばキーホールリンペットヘモシアニン(KLH)にカップリングされて投与され、またはそれとともに投与されることにより処置される。これは悪性B-細胞を含めてB-細胞の数を低下させる作用を有するCD20(または免疫原性フラグメント)に対するポリクローナル抗体の産生刺激を生じ、したがって、能動的なワクチンを提供する。同じアプローチは標的細胞が膜貫通タンパク質を有し、膜タンパク質またはペプチドに対する抗体の投与が治療的利益を提供することが示された他の疾患および状態に、またとくに標的が細胞の増殖または機能に重要なシグナルを形質変換または受容もできる場合の疾患および状態に対する治療法に(すなわち、能動免疫療法)に使用することができる。これには、たとえば、Her2/neu, VEGF受容体、上皮増殖因子受容体、CD19分子、インターロイキン-2-受容体、インターロイキン-4-受容体および多重薬物抵抗性タンパク質としても知られているP-糖タンパク質が包含される。
請求項(抜粋):
患者に、膜貫通タンパク質に対する耐容性を破壊するのに有効な担体タンパク質に結合させまたはそれとともに膜貫通タンパク質の細胞外ドメインの少なくとも免疫原性部分またはその異種同族体、および医薬的に許容されるアジュバントからなるワクチン組成物を投与することからなる膜貫通タンパク質を発現する自己細胞に対する能動的なワクチンの接種方法。
IPC (5件):
A61K 39/385 ,  A61K 39/00 ,  A61K 39/39 ,  A61P 35/00 ,  A61P 43/00
FI (5件):
A61K 39/385 ,  A61K 39/00 H ,  A61K 39/39 ,  A61P 35/00 ,  A61P 43/00
Fターム (10件):
4C085AA03 ,  4C085AA21 ,  4C085BB07 ,  4C085BB18 ,  4C085BB24 ,  4C085EE06 ,  4C085EE10 ,  4C085FF13 ,  4C085FF14 ,  4C085FF24

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