特許
J-GLOBAL ID:200903065121673045

エレベーター用油入緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-028029
公開番号(公開出願番号):特開平7-237846
出願日: 1994年02月25日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 噴油孔とニードルの芯ずれを生じることなく、油入緩衝器の復帰力を増大させ、油入緩衝器の信頼性、安全性を向上させることができるようにする。【構成】 シリンダ3内に頂部から挿入可能に保持されたプランジャ7と、このプランジャ7の底部を塞ぐ底部部材9と、この底部部材9に形成された噴油孔10と、噴油孔10に先端部が挿入されるようにしてシリンダ3の底部に垂直に取付けられたニードル4と、プランジャ7の下降時に復帰すべく弾性力を作用させる復帰バネで構成され、復帰バネは外側バネ12aと内側バネ12bとからなり、内側バネ12bは外側バネ12aのねじれ方向と逆方向のねじれに形成されて外側バネ12aの内側の中空部に同心に配置され、かつ、圧縮時に互いに接触しないような寸法に設定され、また、両バネの自由長とバネピッチを同一に設定した。
請求項(抜粋):
上端にエレベーターの乗りかご又はつり合い重りの当接部を有し、底面に噴油孔が形成されるとともに空気流通孔を有するプランジャと、このプランジャを摺動可能に保持し、内部に作動油が満たされたシリンダと、シリンダ内に設置され、プランジャが下降した後、初期位置に復帰させる復帰バネと、シリンダの底部に立設され、先端が前記噴油孔内に遊挿された細長円錐状部材とを備えたエレベーター用油入緩衝器において、前記復帰バネは、シリンダ底部と上記底部部材の間に挿入された外側に位置する第1のバネと内側に位置する第2のバネとからなり、第2のバネは第1のバネのねじれ方向と逆方向のねじれに形成されて第1のバネの内側の中空部に同心に配置され、かつ、圧縮時に互いに接触しないような寸法に設定されていることを特徴とするエレベーター用油入緩衝器。
IPC (3件):
B66B 5/28 ,  F16F 9/10 ,  F16F 9/32

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