特許
J-GLOBAL ID:200903065123349750

高圧燃料噴射式エンジンの燃料圧力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-251577
公開番号(公開出願番号):特開平9-088763
出願日: 1995年09月28日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】エンジン停止後のベーパの発生を防止し、良好な再始動性能を得る。【解決手段】インジェクタ1を接続する高圧ライン2bの下流に設けた高圧用プレッシャレギュレータ6をエンジン運転時に開弁する常閉式とし、この高圧用プレッシャレギュレータ6をバイパスする燃料リリーフライン2eに、燃料温度が高温のときに閉弁するサーモスタットバルブ10と、エンジン運転時に閉動作する常開式電磁切換弁11とを介装する。エンジン停止時、高圧ラインの燃料温度が高い場合には、サーモスタットバルブ10が閉弁し、高圧ラインの燃料残存圧力を高圧状態に保持して、ベーパの発生を防止し、再始動性を確保する。そして、上記燃料温度が所定温度以下になるとサーモスタットバルブ10が開弁し、高圧ラインの燃料残存圧力が開放され、インジェクタ1等にかかる圧力負荷を軽減する。
請求項(抜粋):
燃料ラインに高圧用燃料ポンプを配設すると共に、この高圧用燃料ポンプの下流側に高圧用プレッシャレギュレータを配設し、上記高圧用燃料ポンプと上記高圧用プレッシャレギュレータとの間を高圧ラインとし、燃料タンクから上記高圧用燃料ポンプ上流までを低圧デリバリラインとし、上記高圧用プレッシャレギュレータ下流から上記燃料タンクまでを低圧リターンラインとし、上記高圧ラインに燃焼室へ燃料を直接噴射するインジェクタを接続した高圧燃料噴射式エンジンにおいて、上記高圧用プレッシャレギュレータをエンジン停止時に全閉状態となる常閉式とし、又この高圧用プレッシャレギュレータ上流の高圧ラインと下流の低圧リターンラインとを燃料リリーフラインを介してバイパス接続し、この燃料リリーフラインに、燃料温度が設定温度以下で開弁するサーモスタットバルブとエンジン運転時には閉弁する常開式切換弁とを介装したことを特徴とする高圧燃料噴射式エンジンの燃料圧力制御装置。
IPC (6件):
F02M 55/02 350 ,  F02M 55/02 ,  F02D 41/04 395 ,  F02D 45/00 312 ,  F02M 37/20 ,  F02M 69/00 340
FI (6件):
F02M 55/02 350 E ,  F02M 55/02 350 U ,  F02D 41/04 395 ,  F02D 45/00 312 G ,  F02M 37/20 Z ,  F02M 69/00 340 Z

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