特許
J-GLOBAL ID:200903065131249519

スクリーン印刷機におけるスキージやドクターの駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-068273
公開番号(公開出願番号):特開平6-278268
出願日: 1993年03月26日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【構成】 インキ返し初期において、スキージ17が版面4上に接触したまま版面4に沿って所定距離Lだけ移動し、印刷面5に近づく。この時、インキ溜まり29の一部がスキージ17に付着してその付着インキ部分29bと主体部分29aとの間に版面4上で連繋部分29cができる。スキージ17が上動すると、その付着インキ部分29bから連繋部分29dが垂れ下がって前記連繋部分29cに連続し、スキージ17の付着インキ部分29bはこの連繋部分29cの一部及び連繋部分29dだけ少なくなるとともに、この連繋部分29dにおいてスキージ17側ほど細く切れ易くなる。従って、スキージ17の上動直後、垂れ下がっていた連繋部分29dがスキージ17側で切れ落ちて版面4上の連繋部分29c上に重なる。【効果】 スキージ17の付着インキ部分29bがドクター19によるインキ返し時に印刷面5上に垂れ落ちにくくなり、インキを印刷面5にむらなく均一に塗布できる。
請求項(抜粋):
版面(4)の上方でスキージ(17)及びドクター(19)を駆動手段(8)により版面(4)に沿って前後方向(A)へ往復移動可能に支持してその移動方向に沿う前後両側に配設するとともに、このスキージ(17)及びドクター(19)を駆動手段(10,11)により版面(4)に対し接近離間する上下方向(B)へ往復移動可能に支持して版面(4)上に当接可能にしたスクリーン印刷機において、前記ドクター(19)を版面(4)に当接させて移動させるインキ返し時の初期に、前記スキージ(17)を版面(4)に当接させて版面(4)上の印刷面(5)に近づく方向へ所定距離(L)だけ移動させた後に版面(4)から離間させるように、前記駆動手段(8,10,11)を駆動制御する制御部(28)を設けたことを特徴とするスクリーン印刷機におけるスキージやドクターの駆動装置。

前のページに戻る