特許
J-GLOBAL ID:200903065134848987

回転機械の回転スピンドルに動力作動式のワーク・工具ホルダを固定する締付装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔦田 璋子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-392879
公開番号(公開出願番号):特開2002-254221
出願日: 2001年12月25日
公開日(公表日): 2002年09月10日
要約:
【要約】【課題】 ワークや工具等を動力作動式に保持するホルダ2を回転機械の回転スピンドル1に固定するための締付装置において、組み立て構造をシンプルにし、組み立て構造の長さ寸法を低減できるものを提供する。【解決手段】1つの共通のピストン31が、締付ヘッド3からワーク・工具ホルダ2を接続解除する方向へと半径方向移動可能な複数の締付片9を移動させること、及び、ワーク・工具ホルダ2の締付用部材を作動させるための締付部材12を締付棒10から接続解除する位置・姿勢へとカップリング11を軸方向に移動させることの両者を行う。ワーク・工具ホルダ2を締付ヘッド3に確実に固定する位置・姿勢へと締付片9を移動させるために、回転スピンドル1中の、締付ヘッド3と締付棒10を囲むスリーブ17との間にバネ15を備える。また、ピストン31は、締付部材12に係合して駆動される位置へとカップリング11を移動させることも行う。
請求項(抜粋):
動力駆動式ワーク・工具ホルダ(2)を回転機械の回転スピンドル(1)に固定する締付装置、特にはチャックであって、1つの締付ヘッド(3)と1つの締付棒(10)とからなり、締付ヘッド(3)は、回転スピンドル(1)とワーク・工具ホルダ(2)との間にあって、回転スピンドルの先端に固定されており、また、締付ヘッド(3)には、締付ヘッド(3)にワーク・工具ホルダ(2)を固定するための、動力作動されて半径方向に移動可能な複数の締付片(9)が備えられており、締付棒(10)は、中空の回転スピンドル(1)中に配されており、締付ヘッド(3)を突き通して保持し、また、動力駆動により軸方向移動可能であり、締付棒(10)が、ワーク・工具ホルダ(2)の締付用部材を作動させるための軸方向移動可能な締付部材(12)に対して、カップリング(11)を介して解除可能に接続されている締付装置において、締付ヘッド(3)からワーク・工具ホルダ(2)を接続解除する方向へと締付片(9)を移動させること、及び、締付部材(12)を接続解除する位置・姿勢へとカップリング(11)を軸方向に移動させることの両者を行うために、圧力媒体による作動を受けて移動可能である、1つの共通のピストン(31)を備えており、ワーク・工具ホルダ(2)を締付ヘッド(3)に確実に固定する位置・姿勢へと締付片(9)を移動させるためには、回転スピンドル(1)中にあって、締付ヘッド(3)と、締付棒(10)を囲むスリーブ(17)との間にバネ(15)を備えており、ピストン(31)が、カップリング(11)を、締付部材(12)に係合して駆動される位置・姿勢への移動にも役立つものであることを特徴とする締付装置。
IPC (4件):
B23B 31/02 ,  B23Q 3/12 ,  B23B 31/177 ,  B23B 31/20
FI (4件):
B23B 31/02 C ,  B23Q 3/12 Z ,  B23B 31/177 ,  B23B 31/20 A
Fターム (5件):
3C016FA01 ,  3C016FA38 ,  3C032AA05 ,  3C032GG21 ,  3C032JJ04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-024008
  • 特開昭62-277206

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