特許
J-GLOBAL ID:200903065136001256

光互変性スピロフルオレノピランおよびその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-152788
公開番号(公開出願番号):特開2000-034418
出願日: 1999年05月31日
公開日(公表日): 2000年02月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 光互変性化合物の性質(例えば、吸収ピーク(色調)、明色化速度など)を改善し、使用目的に適合させる。【解決手段】 一般式1の光互変性スピロフルオレノピラン。一般式1の化合物の具体例には次のものがある:スピロ-9-フルオレン-13′-[3、3-ジフェニル-6-メトキシインデノ[2、1-f]ナフト[1、2-b]ビラン]。
請求項(抜粋):
下記する化学式1【化1】{式中、R1は、(C1〜C6)-アルキル、(C1〜C6)-アルコキシ、フェニル、臭素、塩素およびフッ素からなるグループAから選択された置換基を表し;R2、R3およびR4は、相互に無関係に同一であるか異なり、水素とグループAの置換基とからなるグループA′から選択された置換基を表し;または、(R1およびR2)および/または(R3およびR4)は、相互に無関係に、未置換のベンゾ環またはピリド環、グループAから選択された置換基で単一置換または二重置換したベンゾ環またはピリド環を表し;Gは、スピロ炭素原子を含めて、少なくとも1つの芳香族環系または芳香族複素環系を接合した5〜8員環を表し、この際、1つまたは複数の環系は、ベンゾール、ナフタリン、フェナントレン、ピリジン、キノリン、フラン、チォフェン、ピロール、ベンゾフラン、ベンゾチォフェン、インドールおよびカルバゾールからなり、同じくグループAから選択された1つまたは2つの置換基を有することができるグループEから選択され;BおよびB′は、相互に無関係に下記するグループa)、b)、c)またはd);すなわち、a)未置換、単一置換、二重置換または三重置換のフェニルまたはナフチル;または、b)未置換、単一置換または二重置換の複素環式化合物、すなわち、ピリジル、フラニル、ベンゾフラニル、チエニル、ベンゾチエニルおよびユロリジニル;この際に、a)およびb)のアリル基またはヘトロアリル基の1つまたは複数の置換基は、ヒドロキシ、アミノ、モノ(C1〜C6)-アルキルアミノ、ジ(C1〜C6)-アルキルアミノ、フェニル環の未置換、単一置換または二重置換のモノフェニルアミノおよびジフェニルアミノ、ピペリジニル、N-置換のピペリジニル、ピロリジニル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、インドリニル、モルホニル、カルバゾリル、未置換、単一置換または二重置換のピリル、(C1〜C6)-アルキル、(C1〜C6)-アルコキシ、臭素、塩素およびフッ素からなるグループFから選択され、かつ芳香族化合物および複素環式芳香族化合物の1つまたは複数の置換基は、(C1〜C6)-アルキル、(C1〜C6)-アルコキシ、臭素、塩素およびフッ素からなるグループから選択され;c)下記する化学式2および3を有するグループ【化2】【化3】[式中、YおよびZは、相互に無関係に、O、S、CH、CH2、NRNからなるグループから選択され、窒素置換基RNは、(C1〜C6)-アルキル、(C1〜C6)-アシル、フェニルおよび水素からなるグループから選択され、置換基R5は、グループAおよびヒドロキシから選択され、この際に、m=0、1または2であり、R6およびR7は、相互に無関係に水素および/または(C1〜C6)-アルキルを表し];d)いずれも、未置換、単一置換または二重置換のフルオレンー9-イリデン(フルオレン置換基は、グループAから選択され)またはC3〜C12-スピロ単環、C7〜C12-スピロ二環またはC7〜C12-スピロ三環である飽和炭化水素;から選択される}からなることを特徴とする光互変性スピロフルオレノピラン。
IPC (4件):
C09B 57/00 ,  C07D311/94 ,  G02B 1/04 ,  G03C 1/73 503
FI (4件):
C09B 57/00 B ,  C07D311/94 ,  G02B 1/04 ,  G03C 1/73 503

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