特許

J-GLOBAL ID：200903065139171349

繊維成形物の抄造型、抄造方法及び抄造装置、並びに抄造された繊維成形物

発明者： 宮本 康弘 ,  石原 敏明 ,  宇田 実
出願人/特許権者： 日本碍子株式会社
代理人 (1件)： 渡邉 一平
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-035840
公開番号（公開出願番号）：特開平6-128900
出願日： 1993年02月24日
公開日（公表日）： 1994年05月10日
要約：

【要約】 (修正有)【構成】 気孔率が5%以上、平均気孔径が60〜1000μmで、所定の成形物形状に形成された成形面を有する多孔質成形面層1と、成形面層1の成形面の反対側に配設され、気孔率が20%以上で、成形面層1の平均気孔径より大きく、その平均気孔径が0.6〜10mmである多孔質支持層2とを備え、かつ、多孔質成形面層1及び多孔質支持層2のうちの少なくとも一層が保水性を有するような相互に連結した孔構造を形成してなる繊維成形物の抄造型。この抄造型を用い、抄造された繊維成形物を抄造型から除去し、抄造型に洗浄水を含ませ、しかる後抄造型の内側より空気圧をかけて抄造型を逆洗する繊維成形物の抄造方法及びその方法により抄造する装置。【効果】 従来の金網メッシュ構造の抄造型に比べ、時間、労力の点で極めて容易に作製でき、包装材料等の製品形状の変更に迅速に対応できる。

請求項（抜粋）：

気孔率が5%以上、平均気孔径が60〜1000μmで、所定の成形物形状に形成された成形面を有する多孔質成形面層と、該成形面層の成形面の反対側に配設され、気孔率が20%以上で、成形面層の平均気孔径より大きく、その平均気孔径が0.6〜10mmである多孔質支持層とを備え、かつ、多孔質成形面層及び多孔質支持層のうちの少なくとも一層が保水性を有するような相互に連結した孔構造を形成していることを特徴とする繊維成形物の抄造型。

IPC (4件)：

D21J 3/00 ,  B28B 1/52 ,  B28B 7/00 ,  C04B 32/00