特許
J-GLOBAL ID:200903065148170665

音声情報分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-138626
公開番号(公開出願番号):特開平6-348293
出願日: 1993年06月10日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】音声情報分析装置において、動的に特徴が変化するノイズの除去を効率良く行う。【構成】有音無音部720が、無音と判定した場合、ノイズ処理部690は、軸変換部640の出力する入力音声のパワ-スペクトルよりノイズの特徴をノイズテーブル710に記憶し、無音用フレーム設定部700は無音を表すデータを正規化波形系列682として出力する。有音と判定した場合、ノイズ除去部660は、ノイズテ-ブル710に記憶されているノイズの特徴を用いて、軸変換部640の出力するパワ-スペクトル列よりノイズを除去する。逆FFT部670は、ノイズの除去されたパワ-スペクトルを逆FFTする。正規化部680は、ピッチ抽出部650から受け取ったピッチ情報を用いて逆FFT部670出力を正規化し正規化波形系列682として出力する。【効果】入力信号に混入される絶えず変化する周囲のノイズ特徴を常に抽出し、そのノイズ特徴を取り除くことによって、如何なる状況下でも的確にノイズ除去を行うことができる。
請求項(抜粋):
音声の標本化データを一定時間集積したフレームデータの示す音声を分析した分析結果を出力する音声情報分析方法であって、各フレ-ムデータの表す音声にノイズ以外の音声が含まれているか否かを判定するステップと、ノイズ以外の音声が含まれていないと判定された場合に、フレームデータからフレ-ムデータの表す音声に含まれているノイズの特徴を抽出して記憶し、前記フレームデータの示す音声の分析結果として、あらかじめ用意した無音の音声の分析結果を表す情報を出力する無音系処理を実行するステップと、ノイズ以外の音声が含まれていると判定した場合に、前回の無音系処理で記憶したノイズの特徴分をフレームデータの表す音声から除去し、ノイズの特徴分を除去したフレームデータの示す音声を分析し、分析した結果を出力する有音系処理を実行するステップとを有することを特徴とする音声情報分析方法。
IPC (3件):
G10L 3/02 301 ,  G10L 3/00 513 ,  G10L 9/00

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