特許

J-GLOBAL ID：200903065150877270

ステアリングコラムカバー

発明者： 大沼 保
出願人/特許権者： スズキ株式会社
代理人 (1件)： 奥山 尚男 (外4名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-143788
公開番号（公開出願番号）：特開平8-332961
出願日： 1995年06月12日
公開日（公表日）： 1996年12月17日
要約：

【要約】【目的】 一対のカバー部材の係着解除の防止並びに段差や位置ずれの発生を防止でき、しかも成形型の抜き方向の数が少なくて構造が簡素で安価な成形型を使用すれば済むような構成のステアリングコラムカバーを提供する。【構成】 一方のカバー部材(例えば、アッパーカバー1a)に差込片7及び係合突起8を一体成形すると共に、他方のカバー部材(例えば、ロアーカバー1b)に一対のガイド兼補強用リブ10,11並びに係合孔13が形成された連設片部12を一体成形し、一対のガイド兼補強用リブ10,11及び連設片部12にてストレート状に延びる抜き空間部Sを構成する断面コ字状部14を形成し、差込片7を断面コ字状部14の抜き空間部S内に差し込んだ状態の下で係合孔13に係合突起8を係合させることにより、一対のカバー部材1a,1bを互いに一体に結合する。

請求項（抜粋）：

一対のカバー部材の端縁部を互いに係着することによりこれらの両部材を一体に結合して成るステアリングコラムカバーにおいて、前記一対のカバー部材のうちの一方のカバー部材にその端縁から一部が突出する差込片を一体成形してこの差込片に係合突起を設けると共に、前記一対のカバー部材のうちの他方のカバー部材にその端縁から一部が突出する一対のガイド兼補強用リブを一体成形してこれら一対のガイド兼補強用リブの突出側の部分間に連設されかつ前記係合突起に対応する係合孔が形成された連設片部を設け、前記一対のガイド兼補強用リブ及び連設片部にてストレート状に延びる抜き空間部を構成する断面コ字状部を形成し、前記差込片を前記断面コ字状部の抜き空間部内に差し込んだ状態の下で前記係合孔に前記係合突起を係着させることにより、前記一対のカバー部材を互いに一体に結合するようにしたことを特徴とするステアリングコラムカバー。