特許
J-GLOBAL ID:200903065155942690

電圧形インバータ装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-317993
公開番号(公開出願番号):特開平7-177783
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】本発明は、電源電圧変動により交流電圧が低下した場合でも、インバータ出力電圧不足とならず安定した運転を継続できる電圧形インバータ装置の運転方法を提供することにある。【構成】本発明は、電圧形インバータ装置の制御方法において、パルス幅変調インバータにより、前記誘導電動機に供給する電流をその磁束と並行な励磁電流成分と、これに直交するトルク電流成分とに分けて制御するにあたり、インバータの直流電圧が規定の不足電圧以上の場合には通常の励磁状態とし、規定の不足電圧以下となって場合には直流検出電圧と規定の不足電圧との電圧偏差を基に補償量を算出し、この補償量により励磁電流成分を減らすことで誘導電動機の誘起電圧を下げて交流電源電圧が低下した場合に起きるインバータ電圧不足状態を回避するようにしているので、安定した速度制御が得られる。
請求項(抜粋):
交流電力を直流電力に変換するダイオードブリッジと、直流電圧を平滑するコンデンサと、さらに直流電力を交流電力に変換し誘導電動機を可変速制御するインバータ回路とよりなる電圧形インバータ装置の制御方法において、パルス幅変調インバータにより、前記誘導電動機に供給する電流をその磁束と並行な励磁電流成分と、これに直交するトルク電流成分とに分けて制御するにあたり、インバータの直流電圧が規定の不足電圧以上の場合には通常の励磁状態とし、規定の不足電圧以下となって場合には直流検出電圧と規定の不足電圧との電圧偏差を基に補償量を算出し、この補償量により励磁電流成分を減らすことで誘導電動機の誘起電圧を下げて交流電源電圧が低下した場合に起きるインバータ電圧不足状態を回避するようにしたことを特徴とする電圧形インバータ装置の制御方法。
IPC (2件):
H02P 5/41 302 ,  H02M 7/48
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-122392
  • 特開昭60-197183

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