特許
J-GLOBAL ID:200903065163171899

ガスバリヤー性紙積層包装容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-057757
公開番号(公開出願番号):特開平8-230115
出願日: 1995年03月16日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 アンカーコート剤を含んでいない積層シート、又はアンカーコート剤を特定の箇所に用いた積層シートからなるガスバリヤ性紙積層包装容器であって、低臭性であり、ガスバリヤー性機能と充分な接着強度を備えたガスバリヤー性紙積層包装容器を提供する。【構成】 少なくとも5層の構成からなるガスバリヤー性紙積層シートであって、特定の表面酸化処理工程、オゾン処理工程及び圧着工程により得られるガスバリヤー性紙積層シートからなるガスバリヤー性紙積層包装容器。
請求項(抜粋):
(A)押出ラミネート用樹脂層、(B)紙基材層、(C)押出ラミネート用樹脂層、(D)ガスバリヤー性プラスチック基材層及び(E)押出ラミネート用樹脂層の少なくとも5層の構成からなるガスバリヤー性紙積層シートであって、下記の(X)表面酸化処理工程、(Y)オゾン処理工程及び(Z)圧着工程により得られるガスバリヤー性紙積層シートからなるガスバリヤー性紙積層包装容器。(X)表面酸化処理工程(D)ガスバリヤー性プラスチック基材層の両面に表面酸化処理を施す工程。(Y)オゾン処理工程(C)押出ラミネート用樹脂層及び(E)押出ラミネート用樹脂層を180〜340°Cの温度においてフィルム状に溶融押出し、該フィルムが(D)ガスバリヤー性プラスチック基材層と接着する面にオゾン処理を施す工程。(Z)圧着工程(A)押出ラミネート用樹脂層、(B)紙基材層、(C)押出ラミネート用樹脂層、(D)ガスバリヤー性プラスチック基材層及び(E)押出ラミネート用樹脂層を圧着する工程であって、圧着に付す(D)ガスバリヤー性プラスチック基材層の表面酸化処理面について、下記式で表わされる関係が成立する工程。?@ ガスバリヤー性プラスチック基材がポリエステル系樹脂の場合△(O/C)≧0.08?A ガスバリヤー性プラスチック基材がポリエステル系樹脂以外の場合△(O/C)≧0.05ただし、△(O/C)=(O/C)* -(O/C)0 であり、ここで(O/C)0 は、本発明の表面酸化処理を施す前のガスバリヤー性プラスチック基材表面の内、ESCA法により測定した酸素原子と炭素原子の各原子数の比で表された値の小さい方の面を該基材の基準面とし、この面の(O/C)を該基材の(O/C)0 と定義する。また、(O/C)* は、本発明の表面酸化処理を施した面のガスバリヤー性プラスチック基材表面について、ESCA法により測定した酸素原子と炭素原子の各原子数の比を表す。
IPC (4件):
B32B 27/10 ,  B32B 27/16 ,  B65D 65/40 ,  B65D 81/20
FI (4件):
B32B 27/10 ,  B32B 27/16 ,  B65D 65/40 B ,  B65D 81/20 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-290534
  • 特開昭63-003950
  • 特開平4-041238

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