特許
J-GLOBAL ID:200903065164237605

方向表示装置およびその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 進介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-319183
公開番号(公開出願番号):特開平6-213995
出願日: 1993年11月26日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 プロセッサ14,16,メモリ18,入力20,201および表示器22,221,222を具備するGPS受信機10を利用する方向表示装置およびその方法を提供する。【構成】この方向表示装置および方法は、従来の符号疑似レンジおよび搬送位相を利用して、コンパス機能を提供する。衛星向きの方向ベクトルおよび希望方位の方向ベクトルが算出され、搬送位相の変化率が測定され、将来の搬送位相が予測されている間は、受信機アンテナ12は固定保持される。次に、アンテナ12は閉路11で移動され、このとき予想搬送位相と実際の搬送位相との間の差が測定され、この差は希望方位21に平行および垂直に分解される位置摂動に変換される。アンテナ12が閉路11の周りを回ると、分解された摂動は最大値,最小値あるいは符号を変化して、プロセッサ14,16はこれを用いて表示器22,221,222を起動して、この希望方位はユーザ8に明らかになる。
請求項(抜粋):
携帯方向表示装置(10)であって:ユーザ(8)が表示させることを希望する方位(21)を決定する情報を受信する入力手段(20,201);前記希望方位(21)を表示する表示器(22、221,222);符号疑似レンジおよび搬送位相情報を与え、アンテナ(12)を有する地理位置受信機(14);少なくとも、前記希望方位(21)を決定する前記情報と、被予測搬送位相情報とを保存するメモり(18);および前記入力手段(20,201),表示器(22,221,222),地理位置受信機(14)およびメモり(18)に結合され、(a)アンテナが一つまたはそれ以上の既知の位置にある場合に、現在の搬送位相および被予測搬送位相を測定し(64,78)、(b)アンテナ(12)が実質的に閉路(11)を移動している場合に、前記被予測搬送位相と現在搬送位相との間の位相差を求め(68,78)、(c)表示器(22,221,222)を起動して、ほぼ閉路(11)におけるアンテナ(12)の位置が表示すべき前記希望経路に一致するときを特定する(73,120)演算手段(16);によって構成されることを特徴とする携帯方向表示装置(10)。

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