特許
J-GLOBAL ID:200903065169208123
FFV用エンジンの始動制御方法及び始動補助装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-179939
公開番号(公開出願番号):特開平5-026087
出願日: 1991年07月19日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】 エンジン始動時に緻密な制御を実現して適切な空燃比に保つとともに、低温時における燃料の気化を効果的に促進し、円滑且つ速やかにエンジンを始動させる。【構成】 冷却水温TW が設定水温RCHETWより低い場合、燃料の循環によりアルコール濃度分布が均一化するまで設定時間T1の経過を待ち(S108)、その後、アルコール濃度Mをパラメータとして始動可能判定水温TWMETを設定し(S110)、この始動可能判定水温TWMETと冷却水温TW とを比較して始動判定を行なう(S111)。そして、TW ≦TWMETの場合、始動不能と判定して燃料噴射前に予め設定した時間、ヒータに通電し、TW >TWMETの場合、始動可能と判定して冷却水温TWが暖機完了温度より低いときヒータに予め通電することなく燃料を噴射させると共に、燃料噴射開始時からエンジン温度が所定の値に達するまでの間ヒータに通電し、冷却水温が暖機完了温度以上のときには、ヒータを非通電状態とする。
請求項(抜粋):
燃料のアルコール濃度に基づいて始動可能判定温度を設定する手順と、上記始動可能判定温度とエンジン温度とを比較し、エンジンが始動可能か否かを判定する手順と、上記判定する手順で始動不能と判定したとき、燃料噴射前に予め設定した時間、燃料の気化を促進するための加熱手段に通電する手順と、上記判定する手順で始動可能と判定したとき、エンジン温度と暖機完了温度とを比較する手順と、上記比較する手順での比較結果、エンジン温度が暖機完了温度より低いとき、上記加熱手段に予め通電することなく燃料を噴射させると共に、燃料噴射開始時からエンジン温度が所定の値に達するまでの間、上記加熱手段に通電する手順と、上記比較する手順での比較結果、エンジン温度が暖機完了温度以上のとき、上記加熱手段を非通電状態とする手順とを備えたことを特徴とするFFV用エンジンの始動制御方法。
IPC (9件):
F02D 43/00 301
, F02D 41/02 330
, F02D 41/06 330
, F02D 43/00
, F02D 45/00 301
, F02M 31/12 311
, F02N 11/08
, F02N 17/04
, F02P 5/15
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