特許
J-GLOBAL ID:200903065173866321

コネクタ接続分離装置およびコネクタ接続分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 光男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-182929
公開番号(公開出願番号):特開平6-005349
出願日: 1992年06月18日
公開日(公表日): 1994年01月14日
要約:
【要約】【目的】 比較的大きな位置ずれ又は傾斜が生じたコネクタを、円滑且つ確実に接続又は分離することができるコネクタの接続分離装置及び接続分離方法を提供する。【構成】 第1保持部材20は、第2保持部材24に向かって延びる位置決めピン22を備え、第2保持部材は、前記位置決めピンを受入れる位置決め孔26を備え、位置決め孔は、前記位置決めピンの先端部を求心方向に案内するテーパ部29を備える。位置決めピンの先端部が位置決め孔のテーパ部に係合したときに、先端部を位置決めピンの軸線方向にテーパ部に押圧する付勢手段52と、先端部及びテーパ部との係合により第1保持部材を位置決めピンの半径方向に変位可能且つ傾斜可能に浮動させる浮動装置30、34、40、42、44、46が設けられている。
請求項(抜粋):
コネクタを形成する対のコネクタ部の一方(第2コネクタ部)を備えた静止体と、前記対のコネクタ部の他方(第1コネクタ部)を前記第2コネクタ部に対応する位置に備えて、前記静止体に対して自在に進退して前記第1コネクタ部を前記第2コネクタ部に係合させ、かつ解離させる移動体とからなるコネクタの接続分離装置において、前記移動体は、前記静止体に向かって突出する位置決めピンと、位置決めピンとは逆方向に延びる第1連結棒と、前記第1コネクタ部とを備えた第1保持部材と、並びに前記第1連結棒の軸線方向に貫通し、第1連結棒の外径より僅かに大きい内径の孔であって、前記第1コネクタ保持部材より遠い開口端部に第1連結棒を係止する第1係止部を備えた第1貫通孔を有し、かつ駆動装置により前記第1連結棒の軸線方向に進退自在に駆動される可動部材とを有し、前記第1連結棒は、前記第1貫通孔を貫通し、かつ前記可動部材と前記第1保持部材とを相互に離間するように該連結棒に沿って設けられた第1圧縮バネ手段によって前記第1貫通孔を貫通した端部で前記第1係止部に常時は係止して、前記第1保持部材と前記可動部材とを一体的な組立体に形成し、前記可動部材が前記第1圧縮バネ手段に抗して前記第1保持部材に対して前進したとき前記第1係止部との係合を解除して前記第1保持部材を前記可動部材との組立体から解離して自在に動く状態に移行させ、前記静止体は、前記位置決めピンを受容する中央の孔に向かって周囲から開口径が縮小するラッパ状開口部を備えた位置決め孔を備えていることを特徴とするコネクタの接続分離装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-267277

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