特許
J-GLOBAL ID:200903065191562330
チオール基を有する少なくとも1つの化合物を含有する配合物を脱臭する方法、および該方法を用いて得られる脱臭された配合物
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
真田 雄造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-111720
公開番号(公開出願番号):特開平7-000491
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年01月06日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】チオール官能基を有し、一般式(I):HS-A-Y-B[Yは-COO-または-NH-で、(a)Yが-COO-のとき、Aは-(CH2 )n -(nは1または2)で示される2価の基など、Bは-H、-CH2 -CH2 OHなどで示される基、(b)Yが-NH-のとき、Aは-CH2 -CH2 -などで示される基、で示される化合物を含有する、悪臭化合物を除去する方法で、(1)悪臭化合物に対して透過性であるが、一般式(I)の化合物に対しては不透性である不活性膜に接触させて定置する(2)膜を通過した悪臭化合物を、悪臭化合物と反応する化学物質、および/または悪臭化合物と結合する物理的吸着物質に接触させて定置する。【効果】貯蔵時間にわたって一般式(I)の化合物に接触し、悪臭化合物をそれらが形成されるにつれて累進的に除去し、使用の時点で、一般式(I)の化合物を含有する配合物は脱臭された形態で見いだされる。
請求項(抜粋):
チオール官能基を有し、一般式(I):HS-A-Y-B (I)[式中、Yは-COO-または-NH-を表し、(a)Yが-COO-を表すときは、Aは-(CH2 )n -(nは1または2である)で示される2価の基、または-C(R)H-(Rは炭素原子数1〜3の直鎖もしくは分枝鎖アルキル基を表す)で示される2価の基を表し、そしてBは-H、-CH2 -CH2 OH、-CH2 -CHOH-CH2 OH、-C(CH3)H-CH2 OH、または-CH2 -C(OH)H-CH3 で示される基を表し、(b)Yが-NH-を表すときは、Aは-CH2 -CH2 -、または-CH2 -C(COOR’)H-(R’は-H、メチル基またはエチル基を表す)で示される基を表し、Bは-Hを表すか、またはAが-CH2 -CH2 -を表すときは、Bは-CO-R”(R”は炭素原子数1〜4の直鎖もしくは分枝鎖アルキル基を表す)で示される基も表す]で示される少なくとも1つの化合物を含有する液体配合物中に存在し、またはそれから形成される悪臭化合物を除去する方法であって、(1)該液体配合物を、該悪臭化合物に対して透過性であるが、一般式(I)の化合物に対しては不透性である不活性膜に接触させて定置すること、および(2)該膜を通過した悪臭化合物を、該悪臭化合物と反応する少なくとも1つの化学物質、および/または該悪臭化合物と結合する大きい比表面積を有する少なくとも1つの物理的吸着物質に接触させて定置することを特徴とする方法。
IPC (4件):
A61L 9/01
, B01D 15/00
, B01D 61/00
, C07B 63/00
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