特許
J-GLOBAL ID:200903065191701143
パネル成形用アルミニウム合金板およびその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
梶 良之
, 須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-292629
公開番号(公開出願番号):特開2004-124213
出願日: 2002年10月04日
公開日(公表日): 2004年04月22日
要約:
【課題】溶体化および焼き入れ処理後の平均結晶粒径を更に20μm 以下と微細化させて、パネル成形時の肌荒れを防止した過剰Si型6000系Al合金板およびその製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】Si:0.4〜1.3%、Mg:0.2〜1.2%、Mn:0.01 〜0.65% 、Cu:0.001〜1.0%を含み、かつSi/Mg が質量比で1 以上であるAl-Mg-Si系アルミニウム合金鋳塊を、500 °C以上の温度で均質化熱処理後に一旦室温まで冷却し、その後350 〜470 °Cの温度に再加熱して熱間圧延を開始して、熱延板の段階で組織中に平均粒径が1.0 μm 以上の粗大なMg2Si 金属間化合物が面積率で1mm2当たり0.6%以上析出させ、その後の溶体化焼き入れ処理後の平均結晶粒径を20μm 以下に微細化させることである。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
Si:0.4〜1.3%、Mg:0.2〜1.2%、Mn:0.01 〜0.65% 、Cu:0.001〜1.0%を含み、かつSi/Mg が質量比で1 以上であるAl-Mg-Si系アルミニウム合金板であって、熱延板の段階で組織中に平均粒径が1.0 μm 以上の粗大なMg2Si 金属間化合物が面積率で1mm2当たり0.6%以上析出しており、その後の溶体化焼き入れ処理後の平均結晶粒径が20μm 以下であることを特徴とするパネル成形用アルミニウム合金板。
IPC (3件):
C22C21/02
, C22C21/06
, C22F1/05
FI (3件):
C22C21/02
, C22C21/06
, C22F1/05
引用特許:
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