特許
J-GLOBAL ID:200903065197951346
可変容量ポンプの入力トルク制御回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-303146
公開番号(公開出願番号):特開平10-141241
出願日: 1996年11月14日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】エンジン出力を有効に利用しつつポンプの吐出量の急激な変化を防止し得る定トルク制御を行なう可変容量ポンプの入力トルク制御回路の提供を目的としている。【解決手段】本発明の可変容量ポンプの入力トルク制御回路A ́は、第1のポンプ4の吐出圧と第2のポンプ6の吐出圧とによって第1のポンプ4の定トルク制御を行なう第1の定トルク制御手段S1と、第2のポンプ6の吐出圧のみによって第2のポンプ6の定トルク制御を行なう第2の定トルク制御手段S2とを備え、第1の定トルク制御手段S1は、第2の定トルク制御手段S2による定トルク制御が開始されると、この定トルク制御開始時における第2のポンプ6の吐出圧を保持し、この保持圧と第1のポンプ4の吐出圧とによって第1のポンプ4の定トルク制御を行なう。
請求項(抜粋):
油圧によって作動する少なくとも1つのアクチュエータに接続された油圧回路に圧油を吐出す第1の可変容量ポンプと、油圧によって作動する少なくとも1つのアクチュエータに接続された油圧回路に圧油を吐出す第2の可変容量ポンプと、第1の可変容量ポンプの吐出圧のみを検知し、第1の可変容量ポンプの吐出圧が第1の設定値を越えると、第1の可変容量ポンプの吐出圧と吐出量との積である入力トルクがほぼ一定となるように第1の可変容量ポンプの吐出量を増減させる定トルク制御を行なう第1の定トルク制御手段と、第1の可変容量ポンプの吐出圧と第2の可変容量ポンプの吐出圧とを検知し、第1の可変容量ポンプの吐出圧と第2の可変容量ポンプの吐出圧との和が第2の設定値を越えると、第1の可変容量ポンプの入力トルクと第2の可変容量ポンプの入力トルクとの和がほぼ一定となるように第2の可変容量ポンプの吐出量を増減させる定トルク制御を行なう第2の定トルク制御手段と、を具備し、前記第2の定トルク制御手段は、第1の定トルク制御手段による定トルク制御が開始されると、この定トルク制御開始時における第1の可変容量ポンプの吐出圧を保持し、この保持圧と第2の可変容量ポンプの吐出圧との和が第2の設定値を越えると、第1の可変容量ポンプの入力トルクと第2の可変容量ポンプの入力トルクとの和がほぼ一定となるように第2の可変容量ポンプの吐出量を増減させる定トルク制御を行なうことを特徴とする可変容量ポンプの入力トルク制御回路。
IPC (2件):
F04B 49/06 341
, F15B 11/00
FI (2件):
F04B 49/06 341 A
, F15B 11/00 B
引用特許:
前のページに戻る