特許
J-GLOBAL ID:200903065209006057

ドリル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-001005
公開番号(公開出願番号):特開平5-177420
出願日: 1992年01月07日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【構成】 ドリル本体21の先端に切刃チップ24を固着し、この切刃チップ24の先端からドリル軸線Oに沿って2条の切屑排出溝25,25を形成する。切刃チップ24の先端面には切屑排出溝25のドリル回転方向後方に先端逃げ面26を設ける。さらに切刃チップ24の先端に、ドリル回転中心部Cから切屑排出溝25底面のドリル回転方向を向く壁面25aと先端逃げ面26との交差稜線部に沿ってドリル外周に達し、外周側に向かうに従いドリル基端側に後退するとともに先端角α,βが段階的に小さくなる2つの切刃部27a,27bにより構成される切刃27を形成する。また先端逃げ面26にはエアーホール29を形成するとともに、切刃27のドリル外周側には回転中心部Cよりも硬度の高い高硬度部30を設ける。【効果】 高い穴精度と良好な生産性とを同時に満足させることができ、特にCFRP素材の加工に最適である。
請求項(抜粋):
軸線回りに回転されるドリル本体の外周に、該ドリル本体の先端面に開口して上記軸線方向基端側に向かう2条の切屑排出溝が形成されるとともに、上記ドリル本体先端面に上記切屑排出溝の開口部のドリル回転方向後方側にそれぞれ連なるように先端逃げ面が設けられ、上記ドリル本体の先端には、当該ドリル本体先端の回転中心部から上記切屑排出溝のドリル回転方向を向く面と上記先端逃げ面との交差稜線部に沿って、上記ドリル本体の外周に達する2つの切刃が形成されてなるドリルにおいて、上記切刃が、上記回転中心部から外周側に向かうに従い、漸次上記軸線方向基端側に後退する方向に形成されるとともに、上記先端逃げ面には当該ドリル本体内に形成された中空管路の一端が開口せしめられており、さらに上記切刃のドリル本体外周側には、上記回転中心部よりも硬度の高い高硬度部が設けられていることを特徴とするドリル。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-237809
  • 特開昭62-181813

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