特許
J-GLOBAL ID:200903065211363550
光ピックアップ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-054670
公開番号(公開出願番号):特開平9-245370
出願日: 1996年03月12日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 液晶分子にプレチルトが与えられていても、液晶パネルを完全な1/4波長板として作用させることができ、光の利用効率とS/Nに優れた光ピックアップを提供すること。【解決手段】 対物レンズ5と偏光ビームスプリッタ2の間に、透過光に1/4波長またはその奇数倍の位相差を与える所定形状の開口パターンを形成された透明電極を有する透過型の液晶パネル4を配置する。液晶パネル4がP型液晶の場合、電圧無印加状態においてプレチルト角θを与えられた液晶分子が対物レンズ5の光軸と垂直に交わるように液晶パネル4を傾斜配置する。また、液晶パネル4がN型液晶を用いる時は、電圧無印加状態においてプレチルト角θを与えられた液晶分子が対物レンズ5の光軸と平行となるように液晶パネル4を傾斜配置する。
請求項(抜粋):
少なくとも、レーザ光源と、偏光ビームスプリッタと、対物レンズとを備え、前記対物レンズと偏光ビームスプリッタの間に、透過光に1/4波長またはその奇数倍の位相差を与える所定形状の開口パターンを形成された透明電極を有する透過型の液晶パネルを配置し、高密度記録用の光ディスクの再生および記録時には前記液晶パネルの全面が1/4波長板となり、かつ、コンパクトディスクの再生時には前記開口パターン部分のみが1/4波長板となるように、前記液晶パネルの透明電極に対する印加電圧を制御するようにした光ピックアップにおいて、前記液晶パネルとして液晶分子に所定のプレチルト角を与えたP型液晶を用い、電圧無印加状態時に前記プレチルト角を与えられた液晶分子が対物レンズの光軸と垂直に交わるように前記液晶パネルを傾斜配置したこと、を特徴とする光ピックアップ。
IPC (2件):
G11B 7/135
, G02F 1/13 505
FI (2件):
G11B 7/135 Z
, G02F 1/13 505
引用特許: