特許
J-GLOBAL ID:200903065218884733
オーバーレイネットワークの通信経路制御方法および通信経路制御システムとプログラム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
渡邉 昌幸
, 磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-225127
公開番号(公開出願番号):特開2008-053794
出願日: 2006年08月22日
公開日(公表日): 2008年03月06日
要約:
【課題】オーバーレイネットワークにおけるエンド・ツー・エンドの通信品質を効率的に向上させる。【解決手段】ネットワーク条件の変化に適切に追従して高品質な経路を提供可能な中継ノードを適切に選択できるように、各ノードの選択確率を補正できる仕組みを持たせる。例えばノード51は、測定した自ノードと着信先ノードj間の通信品質と、他ノードからM個選択した中継ノード候補から取得した当該中継ノードと着信先ノードj間の通信品質測定結果の比較結果に応じて、自ノードから着信先ノードへの直接転送通信経路か、候補の中で最も高品質を提供するノードを中継する通信経路を決定すると共に、次回の中継ノード候補選択時には、過去に中継ノードとして選択した頻度に応じて中継ノード候補をM’個選択し、残りのM-M’個は、当該頻度には依存せずに等確率で選択し、さらに、ネットワーク条件の変動を監視し、その変動が検知された際には各ノードの選択確率をその状況に応じて変化させる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
IPネットワークに接続するN個のオーバーレイノードによって構成される論理網であるオーバーレイネットワークにおいて、発信元ノードから着信先ノードヘの通信経路をネットワークの状況に応じて制御する通信経路制御方法であって、
上記オーバーレイネットワークに属する各ノードi(i=1〜N)は、自ノードを発信元ノードとし他ノードj(iを除く全て)を着信先ノードjとして、発信元ノードiと着信先ノードjの間の通信品質を測定するステップと、
N個のノードの中からM個のノードを中継ノードの候補として選択し、選択した中継候補ノードkから、該中継候補ノードkと着信先ノードjの間の通信品質測定結果を取得し、自ノードiから当該中継候補ノードkを経由して着信先ノードjに到達するときの通信品質を算出するステップと、
該算出した通信品質と上記測定した通信品質とを比較し、測定した通信品質が良ければ自ノードiから着信先ノードjへの直通の通信経路を決定し、算出した通信品質が良ければ、最も高品質を提供するノードk*を中継した着信先ノードjへの通信経路を決定するステップと、
当該ノードk*を決定した頻度を記憶装置に記憶するステップと、
次回の中継ノード候補選択時に、上記記憶した頻度が高い順にM’個の中継ノード候補を選択し、残りのM-M’個は、上記頻度には依存せずに等確率で中継ノード候補を選択するステップと、
上記M-M’個の中継ノード候補が設置されたネットワーク条件の変動を監視し、変動を検知した際には当該中継ノード候補の上記選択確率をその状況に応じて変化させるステップと
を有することを特徴とするオーバーレイネットワークの通信経路制御方法。
IPC (1件):
FI (2件):
H04L12/56 100Z
, H04L12/56 200Z
Fターム (12件):
5K030GA11
, 5K030HA08
, 5K030HD03
, 5K030KA05
, 5K030LB05
, 5K030LC11
, 5K030LE16
, 5K030MA04
, 5K030MB06
, 5K030MB09
, 5K030MB16
, 5K030MC08
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