特許
J-GLOBAL ID:200903065219003102

多重化端末装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-230448
公開番号(公開出願番号):特開平9-083479
出願日: 1995年09月07日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】 従来は、音声で話しながらデータ通信を行うことが、アナログ回線を用いてできない。【解決手段】 無音区間予測器7は、過去の音声発生の無音区間の時間的分布から次に発生する無音区間を予測する。送信するデータ及び音声のうち、無音区間予測器7により次の伝送区間が無音区間であると予測されるときには、無音区間予測器7よりの制御信号により、MUX8はデータをデータ部に多重化すると共に音声部にも多重化する。このときは、データは最大の速さでアナログ回線12を利用して送信できる。データ及び音声の両方が同時に次の区間で発生されるときは、無音区間予測器7よりの音声標本化制御信号により音声コーデック3が音声信号の品質劣化の限界まで標本化周波数を下げる。これにより、最低の音質を保って、パーソナルコンピュータ4の発生データを可能な限り速く伝送できる。
請求項(抜粋):
送信する音声信号が入力されたときには高能率符号化して送信符号を生成し、受信した音声符号が入力されたときには復号して音声信号をスピーカへ出力する音声コーデックと、送信するデータを発生し、受信入力されたデータを処理するデータ処理装置と、送信時は前記音声コーデックよりの前記送信符号と前記データ処理装置よりの送信データとが入力され、これら送信符号及び送信データの少なくとも一方のデータ量を予測して、予測した次の伝送区間の固定長のビットストリーム中における前記送信符号と前記送信データの相対的な伝送ビット数を可変するように多重化したビットストリームを生成し、受信時は入力されたビットストリームから音声符号と受信データとを分離し、受信音声符号は前記音声コーデックへ出力し、受信データは前記データ処理装置へ出力するメディア多重化/分離部と、前記メディア多重化/分離部からのビットストリームを変調してアナログ回線へ送出し、該アナログ回線を介して入力されたビットストリームは受信復調して前記メディア多重化/分離部へ供給する全二重高速モデムとを有することを特徴とする多重化端末装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平1-189274
  • 特開平3-183228
  • 特開平3-141740
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