特許
J-GLOBAL ID:200903065223876340

ATM通信網の冗長なバーチャルパス対を介しての通信セルの伝送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-217547
公開番号(公開出願番号):特開平7-170277
出願日: 1994年09月12日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】 ATM通信網のバーチャルパス対において一方のパスで故障が発生した際にできるだけ迅速に他方のパスに切換えることを可能にする。【構成】 パス対の始端に設けられているスイッチ装置(CCa)に入力された通信セルに、セルヘッダに応じてパス対の2つのパスのための別個の内部セルヘッダを前置し、この内部セルヘッダの中にスイッチ装置のスイッチ段の順序でスイッチ段の数に相当する数だけそれぞれのスイッチ段の経路を定める部分ヘッダを設ける。
請求項(抜粋):
通信セルを、非同期転送モードで動作し複数の多段のスイッチ装置(CCa,CC,CCb)を有するATM通信網(ATMN)のそれぞれ2つの別個のパス(AP,EP)とから形成されている冗長なバーチャルパス対を介して伝送し、このようなバーチャルパス対を介して伝送する通信セルを、それぞれのパス対の始端に設けられているスイッチ装置(CCa)により複製し、相互に対応する通信セルを別個にそれぞれのパス対に所属のパスを介して伝送する、ATM通信網の2つの別個のパスから形成されている冗長なバーチャルパス対を介しての通信セルの伝送方法において、少なくともそれぞれのパス対の始端に設けられているスイッチ装置(CCa)を経て、それぞれ入力された通信セルのそれぞれに、それぞれに所属のセルヘッダに応じてパス対の2つのパス(AP,EP)のための別個の内部セルヘッダを前置付加し、いずれの前記内部セルヘッダの中にも、それぞれのスイッチ装置の中で通過するスイッチ段の順序でスイッチ段の数に相当する数だけ、それぞれのスイッチ段を通過する経路を定める部分ヘッダを設け、通信セルがそれぞれのスイッチ装置のそれぞれスイッチ段に入力されるとそのスイッチ段が、内部セルヘッダのそのスイッチ段に重要であり互いに対応する部分ヘッダを互いに比較し、互いに比較した部分ヘッダが一致する場合には当該の通信セルをその同一の部分ヘッダに応じてさらに伝送し、互いに比較した部分ヘッダが一致しない場合には当該の通信セルを複製し、これにより得られる2つの通信セルを別個に、互いに比較した部分ヘッダに応じてさらに伝送し、この個別のさらなる伝送により、それぞれの部分ヘッダに後続し同一の内部セルヘッダに所属する部分ヘッダは不変に維持し、これに対して他方の内部セルヘッダの部分ヘッダは無効としてマーキングし、互いに比較した部分ヘッダのうち1つが無効としてマーキングされると当該の通信セルを、残りの有効な部分ヘッダのみに応じてさらに伝送することを特徴とするATM通信網の冗長なバーチャルパス対を介しての通信セルの伝送方法。
IPC (4件):
H04L 12/28 ,  H04L 29/14 ,  H04Q 3/00 ,  H04Q 11/04
FI (4件):
H04L 11/20 C ,  H04L 11/20 D ,  H04L 13/00 311 ,  H04Q 11/04 M

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