特許
J-GLOBAL ID:200903065228207179

3位置型電磁弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-145323
公開番号(公開出願番号):特開平10-332028
出願日: 1997年06月03日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 比較的簡単な駆動回路で作動させることができ、かつ、駆動回路の配線構造が複雑とならない3位置型電磁弁を提供すること。【解決手段】 第1及び第2コイル(27,28)を非通電とすると、第1ばね(30)の付勢力により、スリーブ(21)の第1ポート(35a)と第1弁体(22)の第2流路(22f)が連通する位置に第1弁体が位置し、かつ、第2ばね(31)の付勢力により第2弁体(23)が第3ポート(35c)を閉鎖する。第1コイルにのみ通電すると、第1弁体が第1ばねの付勢力に抗して移動し、第1ポートが閉鎖される一方、第2ばねの付勢力により第2弁体が第3ポートを閉鎖する。第1及び第2コイルに通電すると、第2弁体が第2ばねの付勢力に抗して移動し、第3ポートが開放される。上記第1及び第2コイルは軸方向の一方側に縦列にまたは第1コイルの外周に第2コイルを巻回して設けている。
請求項(抜粋):
液室と該液室に連通する第1ポート、第2ポート及び第3ポートを設けた筺体と、第1及び第2弾性手段と、上記筺体の一端側に設けた第1及び第2コイルと、上記液室に液密状態で摺動自在に嵌合され、その外周面で上記第1ポートと液室とを遮断する第1弁体と、上記第1コイルの非通電時には、上記第1弾性手段により付勢されて上記第1弁体を第1ポートと液室を連通させる位置に保持し、上記第1コイルの通電時には、第1コイルの電磁力により上記第1弁体を上記第1弾性手段の付勢力に抗して移動させ、第1ポートを液室と遮断する位置に保持する第1可動子と、上記第3ポートを開閉する第2弁体と、上記第2コイルの非通電時には、上記第2弾性手段により付勢されて上記第2弁体で第3ポートを閉鎖する位置に保持し、上記第2コイルの通電時には、第2コイルの電磁力により上記第2弁体を上記第2弾性手段の付勢力に抗して移動させ、第3ポートを開放する位置に保持する第2可動子とを備え、上記第1コイル及び第2コイルを非通電とすると、第1ポートと第2ポートが液室を介して連通する一方、第3ポートが閉鎖され、上記第1コイルに通電し、第2コイルを非通電とすると、第1ポート及び第3ポートが閉鎖され、上記第1コイル及び第2コイルに通電すると、第1ポートが閉鎖される一方、第2ポートと第3ポートが液室を介して連通することを特徴とする3位置型電磁弁。
IPC (3件):
F16K 31/06 305 ,  F16K 31/06 385 ,  B60T 8/36
FI (3件):
F16K 31/06 305 L ,  F16K 31/06 385 A ,  B60T 8/36

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