特許
J-GLOBAL ID:200903065230264007

遷移金属を含むガラスセラミック利得媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤村 元彦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-531739
公開番号(公開出願番号):特表2003-512735
出願日: 2000年10月12日
公開日(公表日): 2003年04月02日
要約:
【要約】光増幅器又はレーザ発振器に使用される利得媒体が開示される。前記利得媒体は、結晶相とガラス相とを有する遷移金属がドープされたガラスセラミック材料を含む。前記結晶相は前記ガラス相内で形成され、前記遷移金属は、ガラス相内から結晶相内へと優先的に分配される。前記結晶相は、50nmよりも小なる大きさを有するように形成され、前記結晶相中の遷移金属イオンは、略900nmから3000nm範囲内の波長でレージングが可能である。更に、増幅器及びレーザ発振器構成も開示されている。前記装置内のガラスセラミック利得媒体は、様々な構成に適用される。更に信号光を増幅する方法も開示されている。前記方法において、ガラスセラミック利得媒体は遷移金属イオンを励起するような光エネルギーによりポンプされ、前記遷移金属イオンが励起されている間に、前記信号光は利得媒体を伝送し、その結果、前記信号光は増幅される。更に、レーザ発振器の製造方法も開示されている。当該方法において、ガラスセラミック利得媒体は、レーザキャビティを含み、遷移金属を励起するように光エネルギーによってポンプされ、その結果による放射光は、フィードバック用の反射表面の使用によって発振するように焦点が合わせられる。
請求項(抜粋):
光増幅器又はレーザ発振器に使用される利得媒体であって、 200dB/mより小なる受動損失を伴い、且つ結晶相とガラス相とを含む遷移金属がドープされたガラスセラミック材料を含み、 前記結晶相は前記ガラス相の内に形成され且つ50nmよりも小である大きさを有し、 前記結晶相の前記遷移金属は略900nmから1700nmまでの範囲内の波長でレージングが可能である、ことを特徴とする利得媒体。
IPC (3件):
H01S 3/06 ,  C03C 13/04 ,  H01S 3/16
FI (3件):
H01S 3/06 Z ,  C03C 13/04 ,  H01S 3/16
Fターム (20件):
4G062AA06 ,  4G062AA11 ,  4G062CC01 ,  4G062DA02 ,  4G062ED02 ,  4G062EE02 ,  4G062HH08 ,  4G062NN19 ,  4G062NN20 ,  4G062NN26 ,  4G062QQ06 ,  4G062QQ07 ,  4G062QQ08 ,  5F072AB20 ,  5F072AK01 ,  5F072AK03 ,  5F072AK06 ,  5F072PP01 ,  5F072PP07 ,  5F072SS06

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