特許
J-GLOBAL ID:200903065240582210

液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-273910
公開番号(公開出願番号):特開平6-123378
出願日: 1992年10月13日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】弁ハウジングに摺動自在に嵌合されるスプール弁体には、出力ポートの液圧が後退方向に作用せしめられるとともに前進方向の推力を与えるリニアソレノイドが連動、連結される液圧制御装置において、コンパクトに構成するとともに反力室にエアー溜まりが生じることを防止する。【構成】スプール弁体6には、前進位置で入力ポート10に通じる第1環状凹部14と、出力ポート11に常時通じるとともに後退位置では解放ポート121 にも通じる第2環状凹部15とが外周に設けられるとともに、前端を開口した有底の摺動孔16が穿設され、弁ハウジング4に設けられた規制部材23で前進限を規制されて摺動孔16に摺動自在に嵌合される反力ピストン18の後端と摺動孔16の後部閉塞端との間に反力室17が形成され、該反力室17の前部に第1環状凹部14が連通され、反力室17の後部に第2環状凹部15が連通される。
請求項(抜粋):
液圧供給源(7)に通じる入力ポート(10)、アクチュエータ(8)に通じる出力ポート(11)、ならびにリザーバ(9)に通じる解放ポート(121 )を有する弁ハウジング(4)と、前記出力ポート(11)を入力ポート(10)に連通させる前進位置ならびに前記出力ポート(11)を解放ポート(121 )に連通させる後退位置間での移動を可能として弁ハウジング(4)に摺動可能に嵌合されるとともに前記出力ポート(11)の液圧を後退方向に受けるスプール弁体(6)と、前進方向の推力を与えることを可能としてスプール弁体(6)に連動、連結されるリニアソレノイド(2)とを備える液圧制御装置において、スプール弁体(6)には、その前進位置で入力ポート(10)に通じる第1環状凹部(14)と、出力ポート(11)に常時通じるとともにスプール弁体(6)の後退位置では解放ポート(121 )にも通じる第2環状凹部(15)とが外周に設けられるとともに、前端を開口した有底の摺動孔(16)が穿設され、弁ハウジング(4)に設けられた規制部材(23)で前進限を規制される反力ピストン(18)が前記摺動孔(16)に摺動自在に嵌合され、該反力ピストン(18)の後端と前記摺動孔(16)の後部閉塞端との間に形成される反力室(17)の前部に第1環状凹部(14)が連通され、該反力室(17)の後部に第2環状凹部(15)が連通されることを特徴とする液圧制御装置。
IPC (2件):
F16K 31/06 330 ,  F15B 13/044

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