特許
J-GLOBAL ID:200903065243225825

クラッチの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-340348
公開番号(公開出願番号):特開平11-173349
出願日: 1997年12月10日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 クラッチの解放動作及び継合動作時の車両加速度変化に伴うショックを軽減すること。【解決手段】 変速機の変速要求を検出したときエンジンの出力軸からクラッチを介して変速機の入力軸に伝達されるエンジントルクを変速要求時のエンジントルク及び変速段によって決定される設定値Tiに低減すべくエンジンの出力を制御して(ステップ208,209,207の実行)、このエンジン出力の制御によって得られる車両加速度の変動特性曲線において初回の変曲点が車両加速度の略ゼロで生じるようにし、またエンジン出力の制御を設定時間tfe維持した(ステップ211,212の実行)後にクラッチアクチュエータによってクラッチをクラッチ完全解放状態とすること(ステップ215の実行)により、その後に生じる車両加速度の変動が略ゼロ近傍にて収斂するようにした。
請求項(抜粋):
車両におけるエンジンの出力軸と変速機の入力軸間に介装されてトルク伝達を断続するクラッチの解放動作及び継合動作をクラッチアクチュエータを用いて運転状態に応じて制御するクラッチの制御方法において、前記変速機の変速要求を検出したとき前記エンジンの出力軸から前記クラッチを介して前記変速機の入力軸に伝達されるエンジントルクを変速要求時のエンジントルク及び変速段によって決定される設定値に低減すべく前記エンジンの出力を制御して、このエンジン出力の制御によって得られる車両加速度の変動特性曲線において初回の変曲点が車両加速度の略ゼロで生じるようにし、また前記エンジン出力の制御を設定時間維持した後に前記クラッチアクチュエータによって前記クラッチを完全解放状態とすることにより、その後に生じる車両加速度の変動が略ゼロ近傍にて収斂するようにしたことを特徴とするクラッチの制御方法。
IPC (4件):
F16D 25/14 640 ,  B60K 41/02 ,  F02D 29/00 ,  F02D 41/04 310
FI (4件):
F16D 25/14 640 P ,  B60K 41/02 ,  F02D 29/00 H ,  F02D 41/04 310 G

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