特許
J-GLOBAL ID:200903065251502307

酸化チタン膜付き球状粒子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 静男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-288073
公開番号(公開出願番号):特開平8-143313
出願日: 1994年11月22日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】液晶表示装置用スペーサーとして用いられる黒色微粒子の製造に好ましく用いられ、また異方導電膜に利用可能な酸化チタン膜付き球状粒子。【構成】金属酸化物球状粒子を、中級アルコールを主体とするアルコール系溶媒に分散して粒子の分散液を得、アルカリ水溶液を添加して、粒子の表面を活性化させ、分散液中のチタンアルコキシドまたはその部分加水分解物を加水分解、脱水、縮合させて粒子上に酸化チタン膜を形成させ、その粒子を分散液から分離して中性水中に分散させて加熱処理した後、中性水から分離した酸化チタン膜付き球状粒子を乾燥熱処理し、更にこの粒子を中級アルコールを主体とするアルコール系溶媒に分散して前記操作を1回以上繰り返す、酸化チタン膜付き球状粒子の製造方法。
請求項(抜粋):
(1)金属酸化物からなる球状粒子を中級アルコールを主体とするアルコール系溶媒に分散して球状粒子の分散液を得る工程と、(2)前記分散液にアルカリ水溶液を添加して金属酸化物球状粒子の表面を活性化処理する工程と、(3)金属酸化物球状粒子表面に、TiO2 からなる酸化チタン膜を形成させて酸化チタン膜付き球状粒子を得る工程と、を含み、前記工程(3)が、金属酸化物球状粒子分散液中のチタンアルコキシドまたはその部分加水分解物を加水分解、脱水・縮合させて金属酸化物球状粒子上に酸化チタン膜を形成させ、得られた酸化チタン膜付き球状粒子を分散液から分離して中性水中に分散させて加熱処理した後、中性水から分離した酸化チタン膜付き球状粒子を乾熱処理することにより行なわれ、更に前記工程(3)で得られた酸化チタン膜付き球状粒子を出発粒子として前記工程(1),(2)および(3)を1回または2回以上繰り返すことを特徴とする酸化チタン膜付き球状粒子の製造方法。
IPC (8件):
C01G 23/053 ,  B01J 2/00 ,  G02F 1/1339 500 ,  G09F 9/30 323 ,  H01B 1/00 ,  C23C 28/04 ,  G02F 1/1345 ,  H01B 5/16
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る