特許
J-GLOBAL ID:200903065258444612

電磁ソレノイドのプランジャおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-345524
公開番号(公開出願番号):特開2007-150163
出願日: 2005年11月30日
公開日(公表日): 2007年06月14日
要約:
【課題】摺動性と緩衝性を確保するためにプランジャの外周面に樹脂コーティングを加工し、通電時または非通電時にプランジャがステータコアに当たる当たり音が生じない電磁ソレノイドを提供すること。【解決手段】プランジャ12の外周面に、防食性を備える無電解Niメッキ20を適切な厚さに加工し、その上に摺動性と緩衝性を備えたフッ素系樹脂コーティング30を加工し、フッ素系樹脂コーティング30にはフェライト系の磁石の粒子32を適量混ぜて、プランジャ12に弱い径方向磁力を発生させ、非通電時にはステータコア10の内周の一方に吸引が為されて接触支持させている。よって、非通電時において、外部の振動によってプランジャ12が隙間内をガタ付いて当たり音の発生をすることはなく、また、通電時においても摺動性と緩衝性を向上させているので、起動打撃の当たり音の発生を低減することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ステータコアの内部に、所定の隙間を有して軸方向へ摺動可能に収容されたプランジャと、前記ステータコアの外部に磁束を発生させる電磁コイルとを備え、前記電磁コイルの通電により、前記プランジャに磁気吸引力を作用するための磁気回路を形成する電磁ソレノイドのプランジャにおいて、 前記プランジャに予め弱い磁力を付与し、常に前記ステータコアの内周の一方に吸引が為されて接触し、初期的な径方向の動きが抑制されたことを特徴とする電磁ソレノイドのプランジャ。
IPC (3件):
H01F 7/16 ,  F16K 31/06 ,  H01F 41/02
FI (4件):
H01F7/16 D ,  F16K31/06 305J ,  H01F7/16 H ,  H01F41/02 F
Fターム (13件):
3H106DA23 ,  3H106DB02 ,  3H106DB12 ,  3H106DB22 ,  3H106DB32 ,  3H106EE20 ,  3H106EE30 ,  3H106GA18 ,  3H106JJ02 ,  3H106JJ05 ,  3H106KK17 ,  5E048AA02 ,  5E048AD02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 実開昭56-17473号公報

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