特許
J-GLOBAL ID:200903065269651911

スパイラル型膜エレメントを用いた処理システムおよび処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福島 祥人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-035187
公開番号(公開出願番号):特開平10-230143
出願日: 1997年02月19日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 高負荷運転が可能でシステムコストを低減可能な処理システムおよび処理方法を提供することである。【解決手段】 前処理システム100にスパイラル型膜エレメント1を用い、逆浸透膜分離システム110に複合逆浸透膜を有する逆浸透膜スパイラル型膜エレメント101を用いる。スパイラル型膜エレメント1は、集水管の外周面に独立または連続した複数の封筒状膜を巻回するとともに、封筒状膜の間に原水スペーサを挿入し、外周面を外周部流路材で被覆することにより構成される。逆浸透膜スパイラル型膜エレメント101の複合逆浸透膜は、NaCl濃度500ppmの水溶液を供給液として操作圧力7.5kgf/cm2 で運転した場合に25°Cで透過流束0.8m3 /m2 ・日以上およびNaCl除去率99%以上となる性能を有する。
請求項(抜粋):
有孔中空管の外周面に独立または連続した複数の封筒状膜を原液流路材を介して巻回してなる第1の膜エレメントが前段に設けられ、有孔中空管の外周面に10kgf/cm2 よりも低い操作圧力で運転可能な封筒状の複合逆浸透膜を原液流路材とともに巻回してなる第2の膜エレメントが後段に設けられ、前記第1の膜エレメントの外周部側および両端部側から原液が供給され、前記有孔中空管の少なくとも一方の開口端から透過液が導出され、導出された透過液が前記第2の膜エレメントに供給されることを特徴とする処理システム。
IPC (3件):
B01D 63/10 ,  B01D 61/02 ,  B01D 61/58
FI (3件):
B01D 63/10 ,  B01D 61/02 ,  B01D 61/58

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