特許

J-GLOBAL ID：200903065272574405

内部熱交換型蒸留塔

発明者： 阿曽 一正 ,  松尾 洋志 ,  野田 秀夫 ,  高田 知明
出願人/特許権者： 木村化工機株式会社 ,  関西化学機械製作株式会社 ,  丸善石油化学株式会社
代理人 (1件)： 西澤 均
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-228664
公開番号（公開出願番号）：特開平8-066601
出願日： 1994年08月29日
公開日（公表日）： 1996年03月12日
要約：

【要約】【目的】 省エネルギー性に優れた内部熱交換型の蒸留塔を提供する。【構成】 単管又は複数管2を両端管板3a,3bによって本体胴1と連結させることにより、管内4と管外5が隔離された構造とし、管内4側と管外5側の操作圧力に差をつけることにより操作温度を異ならせ、単管又は複数管2の管壁を伝熱面として、高圧側から低圧側に熱移動させることにより、高圧側を濃縮部、低圧側を回収部として一つの蒸留塔を構成する。また、管内4及び管外5に充填物を充填するとともに、それぞれに、気液の出入口を設ける。さらに、管内4に規則充填物を充填して濃縮部とし、管外5に不規則充填物を充填して回収部とする。さらに、濃縮部である管内側総断面積と回収部である管外側総断面積の比(管内側総断面積/管外側総断面積)を、塔頂に向って小さく、塔底に向って大きくする。

請求項（抜粋）：

単管又は複数管を両端管板によって本体胴と連結させることにより、管内と管外が隔離された構造とし、管内側と管外側の操作圧力に差をつけることにより操作温度を異ならせ、単管又は複数管の管壁を伝熱面として、高圧側から低圧側に熱移動させることにより、高圧側を濃縮部、低圧側を回収部として一つの蒸留塔を構成したことを特徴とする内部熱交換型蒸留塔。

IPC (2件)：

B01D 3/28 ,  B01D 3/26