特許
J-GLOBAL ID:200903065277737655

建築部材用取付構造及びその施工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中川 周吉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-060597
公開番号(公開出願番号):特開平8-260642
出願日: 1995年03月20日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】手摺や付庇等の建築部材を水平部位構造体を貫通して躯体に取り付けるに際し、防水施工と建築部材の取付施工を切り離すことで施工を容易とし、且つ建築部材の増設や撤去に対する自由度を向上させる。【構成】埋込連結体1をコンクリート系パネルと断熱層からなる水平部位本体4に形成された開口部6に挿入して躯体7に結合する。開口部6にモルタルを充填した後、水平部位本体4の表面に防水層5を施工する。このとき、埋込連結体1の高さが水平部位本体4の厚さと略等しいため該水平部位本体4から突出することがなく、建築部材8の有無に関わらず防水施工を単独の施工として実施することが出来る。埋込連結体1の上部の防水層5を切除し、防水筒体2の鍔体2bを防水層5にシール接続すると共に、筒部2aに外部連結体3を挿通して埋込連結体1の取付部1bに取り付ける。外部連結体3の連結部3bに建築部材8を連結する。
請求項(抜粋):
水平部位本体と防水層を有する水平部位構造体を通して躯体に外部の建築部材を取り付けるための建築部材用取付構造に於いて、前記水平部位構造体に設けられた開口部内に埋め込まれると共に躯体に結合された埋込連結体と、前記水平部位構造体から外方へ突出された筒部とその周囲から半径方向に延長された鍔体を有し該鍔体が開口部周縁の防水層にシール接続された防水筒体と、前記防水筒体の筒部を通して埋込連結体に着脱自在に連結されると共にその先端部に建築部材を連結するための連結部を有する外部連結体とを備えたことを特徴とする建築部材用取付構造。

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