特許
J-GLOBAL ID:200903065283467520
超音波モータの制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
松崎 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-049780
公開番号(公開出願番号):特開平6-269182
出願日: 1993年03月11日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】 滑らかなスロースタート制御やスローストップ制御を安定に実行可能とする。【構成】 超音波モータにおける駆動周波数と回転数との関係は、負荷変動などがあってもその傾き(回転数/周波数)は微小区間では略一定であることに着目してこの傾きを予め学習しておき、実稼動時には学習して得た傾きを用いて駆動周波数を逐次補正(更新)して行くことにより、モータの特性変動によらない安定な制御を可能とする。
請求項(抜粋):
圧電体に周波電圧を印加してこれを振動させ、この圧電体上に配置された弾性体に進行性振動波を発生させ、この弾性体に接して設けられた動体を前記進行性振動波により駆動する超音波モータに対し、その回転速度に関する情報を検出する速度検出手段と、前記周波電圧の周波数を変化させる周波数調整手段と、メモリとを設け、前記周波数調整手段により周波数を変化させてモータを動作させ、その起動から規定回転数に到るまでの回転速度情報と周波数情報とを検出してこれを前記メモリに格納する学習を予め実行しておき、しかる後、前記モータを実稼動時の目標回転速度よりも充分に低速を示す前記メモリに記憶した周波数を与えて起動し、その後モータが実際に動作を開始したときの回転速度情報と周波数情報とを検出する第1のステップと、この第1ステップにて求めた回転速度情報に対応する周波数変化率を前記予め記憶した情報を参照して求める第2のステップと、この第2ステップで求めた周波数変化率と目的の回転速度から現在の回転速度を引いた差分とからモータの駆動周波数を更新する第3のステップとを繰り返し実行することを特徴とする超音波モータの制御方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平4-251581
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特開平4-161076
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特開平4-217883
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