特許
J-GLOBAL ID:200903065286881840

サーボトラック書込み装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-285112
公開番号(公開出願番号):特開平10-188503
出願日: 1997年10月17日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 従来は、位置ずれの量の測定方法として、読み出し信号の振幅を使用しているため、トラック間隔が均一になりにくく、また、円周方向の書込み位置ずれも発生する。【解決手段】 基準ヘッド2及び3により再生して得た基準信号の時間差をX軸時間差検出部21で検出し、基準ヘッド4及び5により再生して得た基準信号の時間差をY軸時間差検出部22で検出する。論理制御回路29はY軸時間差検出部22の出力信号と平均化部28の出力信号に基づいて、ディスク回転中心のY軸方向の位置ずれを検出し、そのうち回転に非同期な非同期変動量を算出し、その後に記録するサーボパターンの書込みタイミングをずらす。また、X軸時間差検出部21の出力信号と平均化部27の出力信号に基づいて、サーボパターンの書込み位置をずらし、ディスク半径方向の書込み位置ずれを打ち消す。
請求項(抜粋):
サーボトラックを書込もうとするディスク上に、一定周波数の基準信号を少なくとも1本のトラックを形成して書込む基準信号書込み手段と、サーボパターンを生成するサーボパターン生成部と、前記サーボパターン生成部からのサーボパターンを、前記ディスク上に前記サーボトラックを形成して書込むサーボヘッドと、前記ディスクの回転中心に対して対称な位置で、かつ、前記サーボトラックを形成するサーボヘッドの可動方向と平行な方向に相対向して配置された一対の第1の基準ヘッドと、前記ディスクの回転中心に対して対称な位置で、かつ、前記第1の基準ヘッドに対して90°異なる角度で相対向して配置された一対の第2の基準ヘッドと、一対の前記第1の基準ヘッドにより再生された前記基準信号の再生信号の間の時間差を検出する第1の時間差検出手段と、前記第1の時間差検出手段から出力される第1の時間差信号を前記ディスクの各回転毎に平均化して第1の平均時間差信号を出力する第1の平均化部と、前記第1の時間差信号と第1の平均時間差信号との差に基づいて、回転に非同期な第1の非同期変動量を算出する第1の算出手段と、書込み位置における前記第1の非同期変動量に相当するディスク回転時間分だけ前記サーボヘッドによる前記サーボパターンの書込みタイミングをずらす書込みタイミング制御手段とを有することを特徴とするサーボトラック書込み装置。

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