特許
J-GLOBAL ID:200903065287965818

直交流式冷却塔及びこの直交流式冷却塔用の連結体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 正国
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-177549
公開番号(公開出願番号):特開平10-009793
出願日: 1996年06月18日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 夏期においては充分な冷却を行え、中間期においては白煙防止機能を弱めとして発揮し、冬期においては、白煙防止機能を強めに発揮し得るようにする。【解決手段】 全体直方体状の熱交換器Aにおける循環冷却水流下通路10と気液接触通路20は充填板30によって仕切られている。負荷部からの循環冷却水をこの流下通路10に供給する本管40が配備してあり、この本管40に連なる第1の散水管41が、全体直方体状の熱交換器Aの上面に水平に配管されている。上下多段の気液接触通路20は連結体により相互に接続され、外気取入口の全高さにわたり、全段の気液接触通路20は、相互連通してある。更に、気液接触通路20に循環冷却水を供給する流路は2系統に区分され、各系統の気液接触通路20a、20bは適宜空気専用通路に切替可能としてある。
請求項(抜粋):
両側縁が密閉されると共に、上下に開放した扁平で細幅な垂直方向の相互に平行な数個の循環冷却水流下通路と、この各循環冷却水流下通路に隣接して形成されると共に、循環冷却水及び空気流が相互に直接接触して直交流式に流れる前記循環冷却水流下通路より広幅な気液接触通路とを上下多段に有し、各気液接触通路は間隔をおいて垂直に配置された隣接する2枚の充填板を間に形成され、これら循環冷却水流下通路と気液接触通路が前記充填板によって仕切られている全体直方体状の大気解放型熱交換器が内部に配備されている直交流式冷却塔において、上下が開口された中空体からなる連結体の周壁の上下端には、充填板受入れ溝部が形成され、前記上下段の気液接触通路と循環冷却水流下通路のうち、少なくとも一方はこの連結体により相互に接続され、外気取入口の全高さにわたり、全段の気液接触通路は相互連通してあり、また全段の循環冷却水流下通路も相互連通してあり、前記気液接触通路に循環冷却水を供給する流路は少なくとも2系統に区分され、各系統の気液接触通路は適宜空気専用通路に切替可能としてあることを特徴とする直交流式冷却塔。
IPC (4件):
F28F 25/08 ,  F28C 1/04 ,  F28C 1/16 ,  F28F 25/06
FI (4件):
F28F 25/08 A ,  F28C 1/04 ,  F28C 1/16 ,  F28F 25/06

前のページに戻る