特許
J-GLOBAL ID:200903065293380198

コンピューティング構造のグローバル・ツリー・ネットワーク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 坂口 博 ,  市位 嘉宏 ,  上野 剛史
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-568222
公開番号(公開出願番号):特表2004-536372
出願日: 2002年02月25日
公開日(公表日): 2004年12月02日
要約:
【課題】ツリー・ネットワーク構造に従って相互接続された処理ノードの間での高速短待ち時間グローバル・ツリー通信を可能にするシステムおよび方法。【解決手段】グローバル・ツリー・ネットワークによって、複数の相互接続された処理ノードを有するコンピュータ構造内で実行される並列アルゴリズム動作中に集合リダクション動作を実行することが、最適に可能にされる。リンクを介してツリーのノードを相互接続するルータ装置が含まれて、仮想ツリーおよびサブツリー構造のノードでの短待ち時間グローバル処理動作の実行が容易になる。グローバル動作に、仮想ツリーのルート・ノードから葉ノードへの下流方向のグローバル・ブロードキャスト動作、仮想ツリーの葉ノードからルート・ノードへの上流方向のグローバル・リダクション動作、および仮想ツリーの任意のノードからルート・ノードへのポイントツーポイント・メッセージ受渡の1つまたは複数が含まれる。仮想ツリー・ネットワークの1つのノードが、入出力ノードに結合され、入出力ノードとして機能して、仮想ツリーの各ノードに外部システムとの入出力機能性を与える。グローバル・ツリー・ネットワークを構成して、同期式または非同期の形でグローバル・バリアおよび割込み機能性を提供することができる。したがって、たとえば並列コンピューティング・システムで使用される、並列アルゴリズム処理動作を、並列アルゴリズム動作のある動作相に従って最適に実行することができる。大量並列スーパーコンピューティング構造で実施される時に、グローバル・ツリー・ネットワークは、処理アルゴリズムの必要に従って、物理的および論理的に分割可能である。
請求項(抜粋):
複数の処理ノードを含むコンピューティング構造で実行される並列アルゴリズム動作中に、集合リダクション、ブロードキャスト、およびポイントツーポイント・メッセージ受渡を実行する装置であって、 前記ノードをツリー構成で相互接続する経路指定装置を含むグローバル・ツリー・ネットワークであって、前記ツリー構成が、1つまたは複数のその仮想ツリー・ネットワークを含み、前記グローバル・ツリー・ネットワークが、指定された仮想ツリー・ネットワークのルート・ノードから葉ノードへの下流へのグローバル・ブロードキャスト動作と、前記仮想ツリーの葉ノードからルート・ノードへの上流へのグローバル・リダクション動作と、前記仮想ツリーの任意のノードから前記仮想ツリーのルート・ノードへのポイントツーポイント・メッセージ受渡との1つまたは複数を含むグローバル処理動作を必要に応じて使用可能にする、グローバル・ツリー・ネットワーク を含み、前記グローバル・ツリー・ネットワークおよび経路指定装置構成が、前記コンピューティング構造で短待ち時間通信を提供するために最適化される 装置。
IPC (2件):
G06F15/173 ,  G06F15/80
FI (2件):
G06F15/173 ,  G06F15/80
Fターム (6件):
5B045AA07 ,  5B045BB04 ,  5B045BB11 ,  5B045FF03 ,  5B045GG01 ,  5B045GG11
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特表平1-505660
  • 特表平1-505660
  • 特表平1-505660

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