特許
J-GLOBAL ID:200903065294595295

固相に繊維状物質を用いた化学発光測定法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-312322
公開番号(公開出願番号):特開平8-136544
出願日: 1994年11月09日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】アクリジニウムエステルを用いた化学発光測定法において、反応効率を向上させ精度よく測定することを目的とする。【構成】アクリジニウムエステルを用いた化学発光測定法において、反応に関与しなかった抗体を洗浄液を用いて除去した後、固相に残る洗浄液の量、次にアクリジニウムエステルを非発光型から発光型に変化させるために加える酸性の溶液量、最後にアクリジニウムエステルを発光させるために加えるアルカリ性の溶液量の適切な値を定める。
請求項(抜粋):
測定試料中に含まれる抗原を定量するために、固相に繊維状物質を使用し、アクリジニウムエステルを標識物質として用いる免疫学的な発光測定法であり、以下の工程すなわち(a)希釈液を用いて測定試料を任意の濃度に希釈する工程(b)抗原を特異的に認識しアクリジニウムエステルで標識された抗体と、固相上に固定するために処理された生理活性物質とを含む試薬を、測定試料中に含まれる抗原と抗原抗体反応により結合させて、免疫複合体を形成する工程(c)該免疫複合体を固相上に固定する工程(d)アクリジニウムエステルで標識された抗体のうち、反応に関与しなかった抗体を洗浄液を用いて分離する際、除去する洗浄液が固相の保水量の15%以下となるように除去する工程(e)酸性の溶液を固相の保水量の体積比15〜30%の量を添加し、アクリジニウムエステルを非発光型から発光型に変化させる工程(f)アルカリ性の溶液を保水量の30%以上となるように加えて発光させ、発光量を測定する工程の各工程を順に持つことを特徴とする化学発光測定法。
IPC (2件):
G01N 33/543 575 ,  G01N 21/76

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