特許

J-GLOBAL ID：200903065295135646

クランプ付リトラクター

発明者： 大隅 貞▲徳▼ ,  平瀬 敏
出願人/特許権者： 日本精工株式会社
代理人 (1件)： 萩野 平 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-182697
公開番号（公開出願番号）：特開平10-006922
出願日： 1996年06月25日
公開日（公表日）： 1998年01月13日
要約：

【要約】【課題】 リトラクターを大型化することなく、車両衝突時に乗員の身体に生じる運動エネルギーを効率よく吸収することができる良好なクランプ解除機構を備えたクランプ付リトラクターを提供する。【解決手段】 車両緊急時にボビン2のウェビング引き出し方向の回転をラッチプレート25及びポール11によってロックする緊急ロック機構300 と、緊急ロック機構300 に連動して移動可能なクランプ部材6が、ボビン2に巻装されたウェビング70の引出し部を挾持してリトラクターからのウェビング70の伸び出しを阻止すると共に、ウェビング70に所定値以上の荷重が作用した時にはウェビング挾持を解除するように構成されたクランプ機構400 と、ボビン2とラッチプレート25との間に介在され、ウェビング70に作用する荷重が所定値以上となった際には軸回りに捩じれてボビン2をウェビング伸び出し方向へ回転させるトーションバー28とを備える。

請求項（抜粋）：

車両緊急時に、ウェビングが巻装された巻取軸のウェビング引き出し方向の回転をロック手段によってロックする緊急ロック機構と、該緊急ロック機構に連動して移動可能なクランプ部材が、リトラクターの巻取軸に巻装されたウェビングの引出し部を挾持することによってリトラクターからのウェビングの伸び出しを阻止すると共に、ウェビングに所定値以上の荷重が作用した時にはウェビング挾持を解除するように構成されたクランプ機構と、前記巻取軸と前記ロック手段との間に介在され、ウェビングに作用する荷重が所定値以上となった際には軸回りに捩じれて該巻取軸をウェビング伸び出し方向へ回転させる捩じり棒とを備えたクランプ付リトラクター。