特許
J-GLOBAL ID:200903065297619900

難燃性シリコーンゲル組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-311974
公開番号(公開出願番号):特開平11-140322
出願日: 1997年11月13日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 従来のシリコーンゲルの特性を損なわずに、難燃性および保存安定性に優れたシリコーンゲル組成物を低コスト、かつ製造面においても危険性少なく提供する。【解決手段】 (A)25°Cにおける粘度が50〜100000cPであり、一分子中にビニル基を2個含有する特定のポリオルガノシロキサン; 100重量部、(B)ケイ素原子に結合しうるジフェニル基が1分子中に平均して平均2〜10個存在し、ケイ素原子に結合しうる残余の有機基が置換、非置換の一価の炭化水素基である特定のポリオルガノシロキサン;0.01〜0.20重量部、(C)特定のポリメチルハイドロジェンシロキサン;所定量、(D)トリフェニルホスファイト等の一成分タイプにした場合、系中の(C)成分からなる架橋剤の分解を促進する極性溶剤で希釈されていない難燃性添加剤;所定量、(E)一成分タイプにした場合、系中の(C)成分からなる架橋剤の分解を促進する極性溶剤で希釈されていない白金系化合物;所定量、を含有する難燃性シリコーンゲル組成物。
請求項(抜粋):
(A)下記式で示され、25°Cにおける粘度が50〜100000cPであり、一分子中にビニル基を2個含有するポリオルガノシロキサン; 100重量部【化1】〔R1:置換、非置換の飽和炭化水素基n:50〜1100〕(B)下記式で示され、ケイ素原子に結合しうるジフェニル基が1分子中に平均して平均2〜10個存在し、ケイ素原子に結合しうる残余の有機基が置換、非置換の一価の炭化水素基であるポリオルガノシロキサン;0.01〜0.20重量部【化2】〔R2:置換、非置換の飽和炭化水素基l+m:5〜20〕(C)下記式で示され、ケイ素原子に結合せる水素原子が1分子中に平均2個を超える数存在し、ケイ素原子に結合せる残余の有機基が置換又は非置換の1価の炭化水素基であるポリメチルハイドロジェンシロキサン;ケイ素原子に結合せる水素原子の数の和が(A)のケイ素原子に結合せるビニル基1個に対して0.1〜 3.0個となる量【化3】〔R3:置換、非置換の飽和炭化水素基a+b:2〜100 〕(D)トリフェニルホスファイト、トリラウリルホスファイト、トリラウリルトリチオホスファイト、トリスノニルフェニルホスファイト、ジブチルホスファイト、トリメチルホスフェート、トリエチルホスフェート、トリブチルホスフェート、トリオクチルホスフェート、トリクロロエチルホスフェート、トリフェニルホスフェートより選ばれ、かつ一成分タイプにした場合、系中の(C)成分からなる架橋剤の分解を促進する極性溶剤で希釈されていない難燃性添加剤;(A)、(B)および(C)の合計量に対して10〜100ppmとなる量(E)一成分タイプにした場合、系中の(C)成分からなる架橋剤の分解を促進する極性溶剤で希釈されていない白金系化合物;(A)、(B)、(C)及び(D)の合計量に対して、白金原子として10〜100ppmとなる量を含有する難燃性シリコーンゲル組成物。
IPC (6件):
C08L 83/07 ,  C08K 5/521 ,  C08K 5/524 ,  C08L 83/05 ,  C08L 83:05 ,  C08L 83:14
FI (4件):
C08L 83/07 ,  C08K 5/521 ,  C08K 5/524 ,  C08L 83/05

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