特許
J-GLOBAL ID:200903065303581537

路面覆工版

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-315195
公開番号(公開出願番号):特開平10-152806
出願日: 1996年11月26日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 地下工事現場上の路面覆工版の取り扱い性及び強度の向上を図り、車輌の走行時の騒音及び覆工版のずれを低減させかつ安全走行を可能とする。【解決手段】 底板1aの周囲に側板1b及び端板1cを立設して本体枠1を構成する。本体枠1の底板1a下面に沿って縦桁2及び横桁3を設ける。本体枠1の底板1a上に間隔をおいて複数個のジベル4を配設する。本体枠1内に主筋5及び配力筋6等の補強鋼材を配筋する。縦桁2の両端中空部にて、角部に沿って延在する端部区画室部15aと側部区画室部15bとからなるL字形の区画室15を設ける。区画室15と本体枠1内とを連通させる開口16を形成し、本体枠1内及び区画室15に膨張性コンクリートCを打設し、硬化、養生させる。区画室15を構成する側部区画室部15aの下方位置に保護プレートを介して、水平桁8と係合するストッパを取り付ける。
請求項(抜粋):
地下工事現場の上部に掛け渡された桁上に設置されて前記工事現場上に仮路面を確保する路面覆工版であって、底板の周囲に一対の側板及び端板が立設されて上面開口の偏平な箱形に形成された本体枠と、該本体枠の底板下面に沿って本体枠の縦横に延在する中空箱状の縦桁及び横桁と、前記本体枠の底板上に間隔をおいて配設された複数個のジベルと、前記本体枠内に配筋された主筋及び配力筋等の補強鋼材と、前記縦桁の両端中空部にて、それぞれ前記本体枠の角部に沿って延在された端部区画室部と側部区画室部とからなるL字形の区画室と、前記底板に形成され、前記区画室と本体枠内とを連通させる開口と、前記本体枠内及び区画室に打設されたコンクリートとから構成されていることを特徴とする路面覆工版。

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