特許
J-GLOBAL ID:200903065317950861

キャップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-129235
公開番号(公開出願番号):特開平7-089561
出願日: 1994年06月10日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】 ピルファプルーフ機構を有するキャップの装着を容易にし、且つ、開栓済みか未開栓かが容易にわかるようにする。【構成】 キャップ1をキャップ本体10とピルファプルーフ環20とから構成し、ピルファプルーフ環20の突起30,30Aをキャップ本体10の底面19に部分的に接合することにより一体化する。ピルファプルーフ環20には弾性掛止片40を設けておく。キャップ1を容器50の口筒部51に装着する時には、弾性掛止片40が拡径して容器50の鍔部53を乗り越え、そのあと縮径して鍔部53に引っ掛かる。キャップ1を開方向に回転すると、キャップ本体10とピルファプルーフ環20との接合が1箇所を除いて破断され、ピルファプルーフ環20は螺旋状になってキャップ本体10とともに容器50の口筒部51から取り外される。
請求項(抜粋):
容器の口筒部に螺合し、開栓あるいは未開栓状態が確認可能なピルファプルーフ機構を有する樹脂製のキャップにおいて、有頂筒状をなす樹脂製のキャップ本体の上部内周面に、容器の口筒部の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部が形成され、このキャップ本体の底部に樹脂製のピルファプルーフ環が露出して取り付けられており、このピルファプルーフ環は(イ)環体部と(ロ)弾性掛止片とを具備し、(イ)環体部は、複数の駒部が第1連接部によって環状に接続されて構成され、この第1連接部のうちの一つは他の第1連接部よりも縦断面積が小さく破断可能にされており、この環体部は周方向複数箇所をキャップ本体に部分的に接合され、前記破断可能な第1連接部の開方向側に位置する接合部が他の接合部よりも接合面積を大きくされており、(ロ)弾性掛止片は、前記環体部の内側に複数設けられていて、環体部からキャップ本体の頂部に向かって斜め内側に延び、径方向に弾性変形可能で、容器の口筒部の雄ねじ部の下部に設けた鍔部に対して掛止可能にされていることを特徴とするキャップ。

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