特許
J-GLOBAL ID:200903065326966819

歯科インプラントアバットメント装着用治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野間 忠之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-201961
公開番号(公開出願番号):特開2000-024005
出願日: 1998年07月16日
公開日(公表日): 2000年01月25日
要約:
【要約】【課題】 インプラントフィクスチャーにアバットメントを中間ボルトを介して固定する歯科インプラントアバットメント装着用治具を提供する。【解決手段】 歯科用ハンドピース1に装着され下端に中間ボルト5の角筒部に係合される凹状角筒係合部を有するシャフト2と、該歯科用ハンドピース1に装着された状態で歯科用ハンドピース1の回転軸と平行なピン挿入孔が貫通穿設されているハンドピースアダプタ3と、一端にレバー部4aが、他端にその軸方向と平行な平面状の切欠部4bが形成されていて該ピン挿入孔に回転自在に挿入保持されるピン4と、シャフト2の下部が摺動状態で貫通可能で下端にアバットメント9の角筒状部に係合するアバットメント係合部6bが設けられ上端にピン4に当接する把持部6cが突設されているアバットメント係合用部材6に一体に固定されて下端にアバットメント9を保持する保持部が設けられているアバットメント保持部材7より成る連結部材とから成る。
請求項(抜粋):
欠如歯部の顎骨内に形成された埋入孔内に埋入して固定されたインプラントフィクスチャー(10)の口腔内側に歯科用補綴物の固定装置を固定するためのアバットメント(9)を中間ボルト(5)を介して固定する際に使用される歯科用ハンドピース(1)に装着される治具であって、上端に歯科用ハンドピース(1)の回転軸ヘッド(1a)のチャック部に装着されるチャック装着部(2a)が、下端に中間ボルト(5)の口腔内側に設けられている角筒部(5a)に係合される凹状角筒係合部(2b)が形成されているシャフト(2)と、歯科用ハンドピース(1)の回転軸ヘッド(1a)のチャック開口部側に係合するガイド部(3a)と、歯科用ハンドピース(1)の回転軸ヘッド(1a)に隣接するネック部(1b)を挾持する板バネ部材(3b)と、歯科用ハンドピース(1)のネック部(1b)に装着された際に歯科用ハンドピース(1)の回転軸と平行を成すように前記ガイド部(3a)に貫通穿設されているピン挿入孔(3c)とを備えたハンドピースアダプタ(3)と、一端にレバー部(4a)が、他端にその軸方向と平行な平面状の切欠部(4b)が形成されており、前記ハンドピースアダプタ(3)のピン挿入孔(3c)にOリング(4c)を介して回転自在に挿入保持されるピン(4)と、中間ボルト(5)の角筒部(5a)を凹状角筒係合部(2b)に係合された状態の前記シャフト(2)の下部が摺動状態で貫通可能な貫通穴(6a)が中央部に穿設されていると共に該貫通穴(6a)の下端にアバットメント(9)の口腔内側に位置する部分に設けられている角筒状部(9c)に係合するアバットメント係合部(6b)が設けられていて該アバットメント係合部(6b)が設けられている側と反対側に前記ハンドピースアダプタ(3)のピン挿入孔(3c)に挿入保持されたピン(4)に当接する把持部(6c)が突設されているアバットメント係合用部材(6)と、中央部に穿設されている貫通穴(7a)に該アバットメント係合用部材(6)が挿入されていて該貫通穴(7a)の下端にアバットメント(9)の口腔内側部分に設けられている角筒状部(9c)に続く最大外径部を保持する保持部(7b)が設けられていると共に該保持部(7b)にバネ作用を付与するための軸方向に平行なスリット(7c)が設けられているアバットメント保持部材(7)と、該アバットメント係合用部材(6)と該アバットメント保持部材(7)とを一体に固定しているビス(8)とより成る連結部材と、より成ることを特徴とする歯科インプラントアバットメント装着用治具。
Fターム (1件):
4C059AA07

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