特許
J-GLOBAL ID:200903065335171900

溶接部の耐孔食性と低温靭性に優れた二相ステンレス溶接鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-349694
公開番号(公開出願番号):特開平7-197130
出願日: 1993年12月29日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【構成】ASTM A790 UNS No.S31803に規定される二相ステンレス鋼を母材とし、重量%で、C:0.02%以下、Si:0.2〜0.5%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Ni:6.0〜7.0%、Cr:23.0〜25.0%、Mo:2.5〜3.5%、N:0.15〜0.20%、O:0.035%以下、を含み、下記に示すPRE値が35以上であるシーム溶接金属を有する鋼管の全体を1000°C〜1100°Cの温度で溶体化熱処理し、溶接金属のフェライト率を30〜55%にした溶接部の耐食性と低温靭性に優れた二相ステンレス溶接鋼管を得る。PRE=Cr(%)+3.3Mo(%)+16N(%)【効果】低温靭性に優れ、かつ、耐孔食性に優れた二相ステンレス溶接鋼管の製造方法が提供される。
請求項(抜粋):
ASTM A790 UNS No.S31803に規定される二相ステンレス鋼を母材とし、重量%で、C:0.02%以下、Si:0.2〜0.5%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Ni:6.0〜7.0%、Cr:23.0〜25.0%、Mo:2.5〜3.5%N:0.15〜0.20%O:0.035%以下、を含み、下記に示すPRE値が35以上であるシーム溶接金属を有する鋼管の全体を1000°C〜1100°Cの温度で溶体化熱処理し、溶接金属のフェライト率を30〜55%にすることを特徴とする溶接部の耐孔食性と低温靭性に優れた二相ステンレス溶接鋼管の製造方法。PRE=Cr(%)+3.3Mo(%)+16N(%)
IPC (3件):
C21D 9/08 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/44
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-286676
  • 特開昭61-046391

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