特許
J-GLOBAL ID:200903065337852629
分析対象物の脱着およびイオン化のための方法および装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐田 守雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-501011
公開番号(公開出願番号):特表平9-501489
出願日: 1994年05月27日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】本発明は基本的には、例えば、質量分光測定あるいはバイオセンサーなどの方法で後で行う科学的な分析用に、分析対象物の脱着およびイオン化するための方法および装置に関するものである。より具体的には、本発明は質量分光測定、特に、蛋白質や生態高分子などの巨大分子を分析するために用いられるタイプのレーザー脱着/イオン化、飛行時間質量分光測定に関するものである。量も具体的には、本発明は、完全な巨大分子を含む分析対象物を、化学基質を加えないでプローブ表面から気相(蒸気相)に選択的に捕捉および脱着させるようにするサンプルプローブの形状、サンプルプローブ組成、そしてサンプルプローブ表面化学物質に関するものである。
請求項(抜粋):
質量分光測定によって分析対象物サンプルの分析対象物分子の質量を測定する装置において、 分光計チューブと; 該チューブの内部を真空にする真空手段と; 該分析対象物サンプルから脱着された分析対象物分子に加速電位を付加するための、該チューブ内に配置された電位付加手段と; 該分析対象物分子の脱着およびイオン化を速やかに行わせるために表面会合分子と会合した該分析対象物サンプルを提示するための、該分光計チューブ内に取り外し可能に挿入され、該表面分子がエネルギー吸収分子、親和性捕捉デバイス、光感作性付着分子、およびそれらの結合物で構成されるグループから選択されることを特徴とするサンプル提示手段と; 表面会合分子と会合した状態で該サンプル提示手段上に置かれ、それによって、該質量分光測定分析で消費されない少なくとも該分析対象物分子の一部が、後で行われる化学的、生物学的、あるいは物理的分析手順に利用できるようにしている分析対象物サンプルと; 該分析対象物サンプルから該分析対象物分子を脱着、イオン化するために、十分なエネルギーを付与するために該分析対象物サンプルに向けられたレーザービームを発生するためのレーザービーム手段と;そして加速されたイオン化分析対象物分子の衝撃を検出するための、該分光計チューブと組み合わせられた検出手段とによって構成される装置。
IPC (3件):
G01N 27/62
, H01J 49/04
, H01J 49/40
FI (4件):
G01N 27/62 F
, G01N 27/62 V
, H01J 49/04
, H01J 49/40
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