特許
J-GLOBAL ID:200903065338639589

塗料噴射機の噴射ノズルに対する高圧気体挿入方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-216651
公開番号(公開出願番号):特開2001-054748
出願日: 1993年04月16日
公開日(公表日): 2001年02月27日
要約:
【要約】【課題】高塗着率が得られるように形成された塗装ガンのノズルに対し、塗装むらを生じさせることなく、塗着効率が優れた塗装を行うための、安定した高圧気体の挿入方法を得る。【解決手段】溶液で薄められた塗料が加圧状態で挿入される圧力容器と、この圧力容器の端に設けられ、ノズル入口部からスロート部にかけては滑らかに断面積が減少する形状になされると共にスロート部も滑らかに形成され、さらに、スロート部からノズル出口部までほぼ直線的に拡がる形状に形成された噴射ノズルを有する塗料噴射機(塗装ガン)において、安定した塗装を実現するために、圧力容器の外周に高圧気体が一時的に貯蔵できる高圧気体貯蔵容器を配置し、貯蔵された高圧気体の一部が高圧気体挿入口を通って圧力容器に流入するように構成され、圧力容器に流入した高圧気体により、加圧状態で挿入された塗料を噴射ノズルから噴射させるようにした。この場合高圧気体流入口の断面積の大きさは高圧気体挿入口よりも大きいものである。
請求項(抜粋):
溶液で薄められた塗料が加圧状態で挿入された圧力容器と、この圧力容器の端に設けられ、ノズル入口部からスロート部にかけては滑らかに断面積が減少する形状になされると共に上記スロート部も滑らかに形成され、さらに、上記スロート部に連なるノズル部は上記スロート部からノズル出口部までほぼ直線的に拡がる形状に形成され、このノズルのスロートより下流側で圧縮気体が膨張しながら超音速気流が発生するような縮小・拡大ノズルを有する塗料噴射機(塗装ガン)において、上記圧力容器壁面に、上記スロート部の断面積よりも小さい断面積に形成された1個ないし複数個の高圧気体挿入口を設け、かつ、上記圧力容器の高圧気体挿入口を含む外周に高圧気体が一時的に貯蔵できる高圧気体貯蔵容器を配置すると共に、この高圧気体貯蔵容器には、上記高圧気体挿入口の断面積よりも大きい断面積を有する高圧気体流入口を設け、この高圧気体流入口から流入した高圧気体が、上記高圧気体貯蔵容器に貯蔵されると共に、貯蔵された高圧気体の一部が上記高圧気体挿入口を通って上記圧力容器に挿入するように構成され、上記圧力容器に挿入した高圧気体により、加圧状態で上記圧力容器内に挿入された塗料溶液を上記噴射ノズルから高速に噴射させるようにしたことを特徴とする塗料噴射機(塗装ガン)の噴射ノズルに対する高圧気体挿入方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特許第318905号
  • 特許第3189075号

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