特許
J-GLOBAL ID:200903065341637740

車両用自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-160466
公開番号(公開出願番号):特開平6-346959
出願日: 1993年06月03日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 第1のギヤ段および第2のギヤ段の一方を成立させる変速過程において他方のギヤ段に変速させる変速判断が行われても、変速ショックが発生しない自動変速機の変速制御装置を提供する。【構成】 変速用電子制御装置78により、すなわちステップSS4により、1→2変速中であってイナーシャ相開始後には2→3変速が禁止され、第2速ギヤ段が達成された後にはステップSS14により2→3変速の禁止が解除されるので、第2速ギヤ段の成立した後に第3速ギヤ段への変速出力が行われるようにされる。したがって、B3コントロール弁92の調圧作動中に2-3タイミング弁98の調圧作動が開始されてそれに切り替えられることがなくなるので、図7の実線に示すように、ブレーキB3の解放期間或いは係合期間の油圧の不連続な変動が好適に抑制され、その変動に起因する変速ショックが好適に解消される。
請求項(抜粋):
第1の油圧式摩擦係合装置の係合に基づいて第1のギヤ段が成立させられ、該第1の油圧式摩擦係合装置の解放に基づいて第2のギヤ段が成立させられる形式の車両用自動変速機において、該第1の油圧式摩擦係合装置の係合期間の油圧を調圧する第1の調圧弁と、該第1の油圧式摩擦係合装置の解放期間の油圧を調圧する第2の調圧弁とを備えた形式の変速制御装置であって、前記第1のギヤ段および第2のギヤ段の一方を成立させる変速過程においては該一方のギヤ段の変速が終了するまでは他方のギヤ段への変速を禁止することにより、該一方のギヤ段の成立した後に該他方のギヤ段への変速出力を行うようにする変速制御手段を、含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/04 ,  F16H 59:68

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