特許
J-GLOBAL ID:200903065347389730
遺伝子発現の定量的分析
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
園田 吉隆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-544838
公開番号(公開出願番号):特表2002-512046
出願日: 1999年04月23日
公開日(公表日): 2002年04月23日
要約:
【要約】生物学的試料における対象とする遺伝子又は遺伝子パネルの発現レベルを決定する方法が提供される。この方法は、逆転写酵素-5’-エキソヌクレアーゼPCR増幅アッセイにおいて全RNAから調製した一連の希釈物を検定することにより対象とする各遺伝子についての標準曲線を作成することを含む。逆転写-増幅された各メンバーについての閾値サイクル(Ct)を決定し、一連の希釈物における全RNA量のlogに対してプロットする。このプロットを、試料中の対象とする遺伝子についての規格化されたRNA当量が決定されるRNA当量の決定に使用する。アッセイは、対象とする遺伝子又は対象とする遺伝子パネルの発現レベルに対する試料の処理の効果の決定に使用できる。
請求項(抜粋):
試料中の対象とする遺伝子の規格化したRNA当量を決定することにより生物学的試料中の対象とする遺伝子の発現の定量的尺度を決定する方法において、(a)(i)既知の全RNA濃度を持つ全RNA抽出物から一連の逆転写物標準希釈物を調製し、 (ii)一連の逆転写物標準希釈物の各メンバーを5’-エキソヌクレアーゼPCRアッセイを用いて増幅し、当該アッセイの成分が正方向プライマー、逆方向プライマー、ハイブリッド形成プローブ及び熱安定性DNAポリメラーゼを含み、当該プライマー及びプローブが対象とする遺伝子又はその補体にコードされるmRNAの逆転写物のセグメントに特異的にハイブリッド形成して安定なハイブリッド二重鎖を形成でき、当該プライマーが伸長反応をプライミングすることができ、そして当該DNAポリメラーゼがプライマー伸長反応を触媒でき5’-エキソヌクレアーゼ活性を有し、 (iii)一連の逆転写物の標準希釈物の各メンバーについてのPCRの各サイクルの間の実時間での5’-エキソヌクレアーゼPCRアッセイからの蛍光強度を監視し、 (iv)一連の逆転写物の標準希釈物の各メンバーについての閾値サイクル(Ct)を決定し、 (v)一連の逆転写物の標準希釈物の各メンバーについての全RNA量のlogに対するCtのプロットからRNA当量を決定し、そして (vi)RNA当量を規格化して、対象とする遺伝子についての規格化RNA当量標準曲線を提供することを含んでなる方法により、逆転写酵素-5’-エキソヌクレアーゼポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)を用いて対象とする遺伝子についての標準曲線を作成し;(b)RT-PCRにおける試料を検定して、試料中の対象とする遺伝子についての規格化RNA当量を工程(a)で作成した標準曲線から決定することを含んでなる方法。
IPC (2件):
C12Q 1/68
, C12N 15/09 ZNA
FI (2件):
C12Q 1/68 A
, C12N 15/00 ZNA A
Fターム (23件):
4B024AA11
, 4B024AA20
, 4B024CA01
, 4B024CA09
, 4B024CA11
, 4B024CA12
, 4B024HA14
, 4B024HA20
, 4B063QA01
, 4B063QA19
, 4B063QQ02
, 4B063QQ03
, 4B063QQ08
, 4B063QQ53
, 4B063QR14
, 4B063QR32
, 4B063QR35
, 4B063QR56
, 4B063QR62
, 4B063QS25
, 4B063QS34
, 4B063QS36
, 4B063QX02
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